小説・漫画好きの感想ブログ

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太地町のイルカ漁に抗議、オーストラリア・ブルーム町が姉妹都市提携停止

読書日記として、下の「死神を葬れ」と暗殺者繋がりってことで、西尾維新の「零崎双識の人間試験」でも紹介しようと思っていたのですが気になるニュースがあったので、取りあげてみましょうか。
 以下のように、今度は捕鯨問題ではなくて、イルカ漁の問題でオーストラリアのブルーム町から一方的な抗議が来ているらしいです。捕鯨問題は文化の問題だということがまったく伝わっていないとこにもってきて、今度はイルカもか、とうんざりしてきたのが正直なところ。イルカが賢いというんなら象だって猿だって賢いぞ。猿なんて人間に近いんだから、そりゃ賢い。でも、猿の脳みそだとか、象を食べたりに対してオーストラリアが何かアクションを起こしたというのは寡聞にして聞いた事もない。
 あまりに、対日本という構図が見えすぎてげんなりしてしまう。
 純粋にいるかや鯨が好きな人がいうぶんにはいいけれど、政治的圧力団体として無茶をいってるのは勘弁願いたい。

和歌山・太地町のイルカ漁に抗議、姉妹都市提携停止 豪
オーストラリア北西部ブルーム市の議会が22日、和歌山県太地町のイルカ漁に抗議して、同町との姉妹都市提携を停止することを全会一致で決めた。市議会は「イルカを殺す限り、姉妹都市は続けられない」としている。
 同市に対しては、太地町のイルカ漁を隠し撮りしたドキュメンタリー映画が今夏、米国や豪州などで上映されたのをきっかけに、イルカ漁を批判する立場から姉妹都市提携の解消を求める電子メールや手紙が、国内外から多数寄せられていた。反捕鯨団体シー・シェパード」の幹部は市側の対応を歓迎したうえで「日豪関係の発展のためには、日本がイルカやクジラを殺すことをやめることだ」と話している。
 同市は19世紀末、太地町からの移民が真珠採取に携わるなど歴史的なつながりが深いことから、1981年に姉妹都市関係を結んでいた。

 
 出すかどうか悩むが、こういう話も知っています?
映画「オーストラリア」というのがあったんですよ、ニコール・キッドマンとか出ているそれなりに大々的に欧米ではやった映画なんですが、、その中ではなんとアボリジニ狩り(歴史的にいえば、白人がカンガルーを殺すようにマンハンティングとしてオーストラリア原住民のアボリジニを殺すんです)を、オーストラリア領土に上陸した日本兵がやるんですよ。日本は上陸した事実もないし、アボリジニをマンハンティングなんてした事がないんですが、日本へのネガティブキャンペーンか、韓国の反日教育か、とツッコミをいれたいようなこういう映画があちらでは流れているんですね。第二言語で日本語を取る人も多いオーストラリアの現状に対して憤懣やる方ない勢力がいるのか、なんだか恣意的すぎてつまらないですよね。
 
 欧米が協力して勧めている最新の規制がマグロだというのも、なんだかなぁな話だし。
 どうして日本のやることを、絶滅危惧だとかなんだとかもっともらしい理由をつけて止めさせようとするのか、文化に対するこうした圧力という価値もない嫌がらせをするんだろうか、となんだかげんなりのニュースでした。

 追記;今日(8/25)になってマスコミ各社がこの事件をこぞって取りあげてますね。ひっそりとしたニュースだと思ったんですが、、、映画の「THE COVE」というのがことの発端だそうですが、、、なんだかなぁ。