小説・漫画好きの感想ブログ

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酒井法子さんの覚醒剤事件が騒がれる影に、押尾学さん事件?

 おはようございます。
 選挙前だというのにも関わらず、ニュースでは政治記事よりも酒井法子高相祐一夫婦の事件ばかりやっている。それも最近になると、酒井法子の過去の出演番組や、クラブでの目撃者の証言など、そうとれないこともないけれど別にそれはどっちでもいいことだろうというようなニュースまで微に入り細に入りしゃぶりつくすように垂れ流されている。個人的には、麻薬犯罪は一度蔓延したら社会がガタガタになるので厳罰に処分、徹底的に捜査してそっち方面の撲滅に政府が力を入れることには賛成であるし、マスコミが薬物に関して徹底的にネガティブキャンペーンを張る事に対しては依存は全くない。もっともっと中毒患者のひどい実態や不幸な状況、治療の苦しさ等は流してもいいと思う。一度麻薬に手をつけた人間は、絶対またやるし立ち直るのはほぼ無理だというような事も事実関係として流していっていいと思う。
 でも、今回は気になるし、なんか違和感を覚えるのだ。それは同じ覚醒剤事件というのであれば、押尾学のほうが殺人事件かも知れないものとワンセットで、よりスキャンダラスであるにも関わらずほとんど報道に出てこないという事実と関連している。麻薬の所持量ということであれば、酒井法子高相祐一が所持していたのは0.008gというような微量でしかない。しかし、押尾容疑者と一緒にいた女性の部屋からは1kgだったか、末端価格にして少なくとも数億円を越えるようなとんでもない量のものが出て来ている。しかも、人がそこで死んでいる。なのに関係者についての情報や押尾学の周囲のインタビューやら目撃者についての事が出てこない。
 こうなってくると、事件当日や直後に少し流れた、死亡した女性がどうやら国会議員の誰かの娘か親戚で圧力がかかって詳細が流れてこないという話や、あの部屋にはヒルズ族や官僚関係者も出入りしていたらしいとい話がやはり気になってくる。こうい事情だからこそ、普通に考えれば今の酒井法子容疑者の事件より本来は報道が白熱する筈の事件のはずなのに、そうならないように、別の事件として酒井法子さんらがスケープゴートに引っ張り出されたという話がまことしやかに聞こえてしまったりする。勿論、酒井法子さんの事件そのものも冤罪ではないでしょう。明らかに薬物をやってはいたんだろう。それは間違いないので彼女や主人がいつ逮捕されてもそのこと自体は問題がないことではある。ただ、別の事件のほうが本来もっと掘り下げていくべき事件だろうに、不自然なほどに片方に寄っている現状が気になってくる。
 
 八丈島や静岡の地震の続報や詳細なレポート、東名高速の崩落を受けての全国的な地盤調査などの方ももっと報道でやっていって欲しいです。