小説・漫画好きの感想ブログ

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手術を終えて

今回の記事は一部食事中の方には厳しい表現が含まれますのでご注意。

2日前に、手術が終わりました。
手術自体は快調に3時間ほどで終わったらしいのですが、麻酔や痛み止があまり効かない体質らしく、本人には記憶がないんですが、術後に痛みで無意識にけっこう暴れたようで大変ぽかったです(術前に、硬膜チューブが入らなくて何度も脊髄近くさしてめちゃくちゃ痛かったとこまでは覚えてるんですが)。終わったあとで痛みで叫ぶは手に触れるものは投げるはひどい有り様であったようです。 意識戻ったあとに術部以外も痛かったのはそのせいかも知れません。かなり力入れて力んだんだろうなぁというのがしのばれます。術後に意識が戻ったのは3時間ほどたってからでしたが、痛みで意識が戻ったくらいだからよほど痛かったのでしょう。
術前から太ってる人は脂肪を掻き分けだから大変かもとは言ってましたが、まさかここまでの痛みとは。
もっともこの手術で一番割りをくったのは、うちの社長かも。朝一番から手術の立ち会いに呼ばれて(途中に皆既日食は見れたようですが)、えんえんと待たされた挙げ句、運ばれてきた自分は痛みに叫んでいるしいくら呼んでも反応がないというのですから、さぞびびったと思います。
加えて、なにを思ったのかその社長をドクターが捕まえて、親切な手術説明のつもりかいままさに摘出したばかりの胆のうを、銀盆にいれて提示。のみならず、その胆のうを「今から切りますね」とメスで切り開いたそうです。
ただでさえ、巨大な内臓なんてあまり目にする機会がないのに、それにメスをいれた途端、当然のことながらプチュプチュプチュッと鮮血が広がり、その中からは大量の石が数十個転がり出たということです。
社長があとで僕いわく
「何の罰ゲームやねん。しばらく生レバが食えんくなったやん」
あとで、ドクターが自分のとこにも瓶に入れてもってきましたが、直径2センチくらいのものを筆頭に30個くらいの石がみっしりとあり、そりゃあ痛いよと思いました。体内でできる仕組みは真珠のようなものとはいえ、黒くてぐろくて不気味でした。

まぁ、そんなわけで手術は無事終わり本来なら今日の朝には退院しているはずなのがここまでご報告が遅くなったのは、予後があまりよろしくなく、痛みもそうですが、熱が引かなかったからです。術後ずっと平均して37度後半の熱があり、しんどさがとれなかったからです。いっときは、喘息じゃないんだけど酸素数値までもが一瞬悪くなったりして。 まぁでもそれもようやくとおさまったようで、一応このまま熱が下がらなければ日曜日退院という話になりました。

もちろん、こういう経緯には体質的なものがあるとはいえ、本人の体調管理というものの不備があるわけで、ご心配をおかけした皆様には大変申し訳ないことをしたなぁと思いますし、入院中、書き込みやメールをくれた方々にはお心遣いに本当に感謝感激です。ありがとございました。
今後はちょっと節制をして、自己管理をして今まで以上に体のことも考えて動きたいと思います。やっぱりメタボになるとなにかときついし成人病は怖いようです。自分は手術のあの痛みも尿道カテーテルの気持ち悪さももう二度と味わいたくないんで、ちょっと真面目に身体考えます。
(個人差があるとはいえ、いや、あるからこそか同日に手術した同病の人が、いつ手術したかわからないよ、くらい爽やかに手術室からでてきて、翌日には病院食をたらふく食べてて動きまわってるときくと、身体を動かすだけでもまだかなり痛いし、食事なんてとてもとてもな状態な自分はつくづく病院にあってないんだなぁて思う。ちなみに今回は個室を取れなかったので、一時間おきに点滴やら体温計や血圧検査、見回りで人がくるたびに目が覚めて睡眠不足なのもしんどいのかも)
幸いなことにというか、或いはそれだけダメージが深かったのか入院時より五日ほどで12kgちょっと体重が落ちたようなので、それを利用してそのまま体重も落としていこうと思います。

追伸、そんなわけで、縫ったというか巨大ホッチキスの針はいまだに腹部に4箇所、計13針ほど刺さったままです。昔みたいに縫わなくて、ホッチキスで止めるのが今風の手術なんですねぇ。ひっかかるのが怖くてメッシュ素材のシャツが着れません。