小説・漫画好きの感想ブログ

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中国、今度は「ウイグルの母」が悪いと

おはようございます。
 先日の中国での新彊ウイグル地区での暴動とデモ、それへの中国政府の弾圧はまたややこしくなっていますね。先年の北京オリンピック前のチベット弾圧のときもお坊さんを中心に投獄や死者が大量発生して、世界中が避難したにもかかわらず結果的には何もなかったかのように元の状態に戻されてしまい、ダライ・ラマはあいかわらず悪魔の手先扱いになってしまったのは記憶に新しいですが、今回のウイグル問題も結局は「暴動の黒幕」として「ウイグルの母」を非難するだけで中国は終わらせるような意向が見えます。
 サミットほったらかして帰った胡錦濤さん、この問題にきっちり取り組む姿勢を見せてくれた方が世界の評価が上がったのではないでしょうか。←ただし中国がいなかったからこそG8で先進国は50年に温室がスを80%削減するなどという事が決められはしたわけですけれど。
 なんにせよ、流血がない世界、相互に争いに回すエネルギーや資源が生活にまわる世界に移行するには、人類はあまりに智慧が足りないというか、欲望のほうが強過ぎて制御できないのかと考えると朝っぱらから気持ちが沈んでしまいます。
 

中国、「暴動の黒幕」と烙印=「ウイグルの母」への批判強める
 【北京9日時事】中国新疆ウイグル自治区ウルムチで起きた大規模な暴動を扇動したとして、中国当局は、亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議」議長で米国在住のラビア・カーディルさん(62)への批判を強めている。中国におけるウイグル人の人権擁護を訴え、ノーベル平和賞候補として名前が挙がったこともある「ウイグルの母」。中国メディアは「暴力事件を舞台裏で操る黒幕」と烙印(らくいん)を押し、非難キャンペーンを始めた。