小説・漫画好きの感想ブログ

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「ぼく、オタリーマン4」 よしたに著

 例によって例のごとく、もてないネタ、人との対人関係ですべるネタが炸裂の含み笑い漫画です。この力の抜け加減とネタに、「あぁ、あるある」と同意の笑いをしてしまう自分は人としてどうなんだろうかと読んだあとでちょっと悩んでしまいますが、まぁ気にしないでいきましょう。
 オタクって、市民権を得たというけれど、まだまだ職場レベルでは変な誤解もあるからなかなかオープンに全部を出すっていうのは難しいですよね。漫画とか好きっていうだけで、無条件にロリコンだったり、二次元の女の子とつきあえない人間だっていう烙印押しちゃう人が多いですもんねぇ。
 前の飲み会のときも漫画好きってだけで「絶対に、朝一で起きて日曜日にはフレッシュプリキュアとか喜んでみているでしょ。絶対見ている」とか言われたもんなぁ。「仮面ライダーディケイド」は一応起きていたらおさえてみるけれど。GACKTライダーマン役で映画版には出るとか言われたらちよっとは気になるくらいには特撮マニアだし。でも、そんなに普通人とは変わらないはずなのに、どうして趣味が漫画だとあそこまでバカにする人がいるかなぁ。。。

 ただね。
 笑えないところもあるし、そういわれちゃうのも否定できないところもあるから余計に始末が悪いんですよね。こないだもこんなことがありました。仕事からちょうど帰宅した夜の10時30分くらいに、まだ二人で会ったことがない女の子からメールがあって近くの駅までいくので会いませんか? みたいなお誘いがあったんです。自分は出ていって、バーに連れて行ってちょっと飲んで話していたんですが、一時間くらい飲んでいるともう終電の時間。当たり前のようにこちらから「明日も仕事早いよね、駅まで送るよ」といって送ったのですが、、、これが翌日一部知り合いの間で非難轟々。「一体何を考えているのだ? 」「女の子に対してなんだと思っているのだ」「どうして部屋に連れて行かないのか」ともうボロクソ。だってまだほとんど知らないし、まだまだつきあっていないんだよ、と思っていたんだけれど、そういう思考がモテない人間の考え方なんだなぁ、、と反省。
 うーん、もてないだけにもうちょっと勝負しなきゃね。 
 

ぼく、オタリーマン。4

ぼく、オタリーマン。4