小説・漫画好きの感想ブログ

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「喰いタン」14巻 寺沢大介著

 ひたすら喰って喰って喰いまくって事件を解決する探偵を描いた怪作、「喰いタン」の最新刊です。今作も、案外ひどい登場人物が出てくる話が多かったなぁと思いましたが、よく考えてみると探偵が活躍するような話といえば、普通は人死にが出るか窃盗事件・脅迫事件が起きたときなのですから、当たり前といえば当たり前なんですが、いつになく事件は起こります。そして、例によって例のごとく、「喰いタン」は喰って喰って喰いまくって事件を解決していきます。 
 強いて言えば、今回の「喰いタン」は、今までと違って料理やたべものに関しての蘊蓄がちょっと少なめだったように思います。最近はなかなか出てこないですが、すごく美味しそうな贅沢な料理を絡めた話も読んで見たいものです。
 

喰いタン(14) (イブニングKC)

喰いタン(14) (イブニングKC)