小説・漫画好きの感想ブログ

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村上春樹氏新作「1Q84」100万部突破

村上春樹さんの「1Q84」が100万部突破だそうです。 
 発売からまだ十日も経っていないというのにえらいことです。週刊誌だとか新聞以上の数が売れるというのですから、とんでもない話です。いくら春樹さんファンの自分でも、そんなに春樹さんファンっていたか? と思うような数字です。
 二冊あわせて100万部だから、実質1冊あたりは50万部強としてもかなりの数です。
 下記事のようにイスラエルでのスピーチが結構反響を読んだのかも知れませんね。大江健三郎氏などはこの事態をどう見ているか是非聞いてみたいものです。
 

村上春樹氏新作「1Q84」100万部突破
 新潮社は9日、作家村上春樹氏(60)の5年ぶりの新作長編小説「1Q84」(全2巻)の発行部数が、発売から約2週間で計100万部を突破したと発表した。
 内訳は1巻目の「BOOK1」が56万部、「BOOK2」が50万部。初版部数はそれぞれ20万部と18万部だった。先月29日の発売前から書店からの注文や予約が相次ぎ、連日増刷を重ねて9日で8刷になった。
 同作は1984年の日本を舞台に、現実からずれてしまった「もう1つの世界」を描く。英国の作家ジョージ・オーウェルが小説「1984年」で未来として描いたこの年を、現代からさかのぼり「近過去」として描いた。主人公の女と男のそれぞれの視点から交互に物語りがつづられる。
 発売前に書名と価格、発売日しか公開しない宣伝手法と、村上氏がこの数年で国際的な文学賞を多数受賞したことで注目度が上がっていた。同社の担当者は、村上氏が今年2月にイスラエルのエルサレム賞授賞式で、パレスチナ自治区ガザ攻撃に言及したことを挙げ「あのスピーチでコアなファン以外の人も関心を持ったようだ」と分析した。

 追記:そろそろうちも、あらすじ混みで感想とか書いてみたいと思います。
 追記2:この好調で、ファンとのメールのやりとりを大量に集めた「少年カフカ」も再刊するようです。ぱっとみ、週刊少年ジャンプみたいですが^^

少年カフカ

少年カフカ