Mr.BRAINミスター・ブレイン なかなか面白いというか豪華というか

　SMAPが必死なのか、それともテレビ局が必死なのか。
　今日なにげに昼間にテレビをみていると、いきなり二話立て続けにミスター・ブレインの第一話と二話がやっていた。そう、あのキムタク、木村拓哉が脳科学者役で主演している科警研を舞台にしたテレビドラマである。あれ、まだこれ放送が始まったばかりじゃないかと思ってたら、今日の夜が第三話だということで、視聴率のテコ入れ(同時期スタート? の中居正広君のドラマの倍以上いいらしいけれど)の模様。昔とちがって、ドラマってここまでしてもやらないといかんくらい必死なのだなぁと妙な感慨がわきました。草なぎ剛くんの復帰もなんか変な感じだし、ここは派手にやってんのかなぁとか。
　自分、ぶっちゃけ、キムタクがそんなに好きでないし、どのドラマをみてもキムタクは木村拓哉そのものにしか見えないので、むしろ敬遠気味だったんですが、このドラマ、確かにキムタクはやはりキムタクにしか見えないものの、話の筋立てと映像がちょっと面白いなと思いました。切り口もまぁ新しいし、見せ方もなかなか面白いんじゃないかなと。
　俳優陣も予算大丈夫なの? というくらい大量に豪華に出て来ているし(例えば、綾瀬はるか、水嶋ヒロ、香川照之、トータス松本に広末涼子、ユースケ・サンタマリア、Gackt、市川海老蔵、小雪、あとは爆笑問題などなどなど)、、こういうお遊びができるのってのはこれはこれで楽しいものです。映画化を睨んでの配役なんでしょうけれど、ね。
　ただ、今日の第三話、KATTUNの亀梨和也に相武紗季の回を見る限りでは、亀梨くんが噛み合なかったのかイマイチだったので最後までどうだかは不明ですけれどね。

　とはいえ、今やっているドラマでイチオシなのは、「白い春」見るまではこれもいらないかと思っていたんだけれど、阿部寛ドラマは面白いんですよねぇ、やっぱり。「ごつい男ばかりがやっているパン屋」なんていうとよしながふみの「西洋骨董菓子店(アンティーク)」なんか思い出してしまいますが、こちらは本当にごつい男が二人、子供を間にはさんでの人情模様がなかなかいい塩梅でよろしいのです。過剰演出も少なめだし、顔での演技が本当にいいんですよ。