小説・漫画好きの感想ブログ

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オブリビオンの攻略にはまる

 オブリビオンというゲームがあるんですが、実はこれに結構はまっています。
 ことの発端は、新入社員がちょいちょいやっている趣味でとこのゲームのことを紹介してくれたのがきっかけで、ゲーマーの自分としては新入社員と打ち解けるアイテム程度の軽い気持ちで始めたんですが、これがまた奥深い。
 というのも、自由度が異常に高いのですよ、このゲーム。
 日本の普通のロールプレイングゲームは、ドラクエやファイナルファンタジーがそうですが、主人公達は序所にレベルアップしながら定められた順番でクエストをクリアしてゆき、最終的には世界を救うのが定番ですよね。多少の寄り道やサブクエストはあっても、基本的に進行方向はハッキリと決まっているし、主人公達のやるべき事柄、できる事柄もある程度制限されています。そこが分かりやすいというのもある意味では真理だし、それ自体は決して悪いわけではないのだけれど、、、このオプリビオンの自由度と比べるとやはり映画を見せられているように感じてしまいます。
 このオブリビオンというゲームでは、主人公の種族や顔、スタイルを自由に選べるのは勿論のこと、職業も自分で決めれますし、極端な話、何をこのゲームでやるのかもそれぞれのプレイヤーにまかされています。わかりやすく言えば、メインストーリーとしては、世界を救うという大枠はあるものの、その世界を救うためにという基本クエストを続けていてもいいし、場合によってはそんなこと全くやらなくてもいいのです。気のむくまま、足のむくままに大陸全土に広がるいろんな街や遺跡、神殿、廃墟などで好き勝手に冒険してもいいし、泥棒として生きて行ってもいし、魔法使いになってもいいし、戦士になっても構いません。世界中でお尋ね者となって警備兵たちに追われる毎日を過ごしても構わないのです。 
 そして、嬉しいんだか恐ろしいんだか分かりませんが、自分がレベルアップするごとに敵も強くなるので、どんな街にどの順番でいっても、どういう成長をしてもきちんといつまでたっても緊迫感ある戦闘が続くということです。またまたドラクエで例えれば、序盤に出て来たドラキーだとかスケルトンがレベル28くらいになってもやっぱりかなり手強いということです。だから、本当に順番というのが関係ないのです。
 そして、恐るべき事に、この作品世界では、何人かの不死身属性をもっているキャラクター以外ではイベントにからむキャラクターも、不慮の事故やモンスターとの遭遇であっけなく死ぬ場合があります。そうすると、そのキャラクターがからむイベントはなくなってしまったりも平気でします。言うなれば、マルチエンディングがある小イベントが山ほどあるのがこのオブリビオンなのです。
 なので、どこまでいっても終った感がないといえばそうなんですが、ゲームシステムや雰囲気など含めてこれがなかなか面白いんです。 
 ゲーム好きにとっては、なにを今更な紹介かも知れませんが、やったことない人は是非。360か、PS3で遊べます。もちろん元祖のPC版もあります。

The Elder Scrolls IV: オブリビオン PLAYSTATION 3 the Best

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