小説・漫画好きの感想ブログ

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いいバーめっけ

 仕事の帰りに、ちょっと軽く近所のバーに行ってみました。
 前々から噂だけ聞いていたバーではあったんだけれど、なんとなく入りそびれていましたが、ちょっと時間があったのでふらりとカウンターに。入るときはお客さんが一人しかいなくて、敷居が高いかなという感じでしたが、「なんかちょっとさっぱりしたのをショートで」とか「何かお勧めのものは?」とか「ちょっときつめの味わい深いのを」などという曖昧な注文も見事にこなしてくれて、なにより一杯ずつ丁寧に説明してくれたり、合間合間にほどよいタイミングで話してくれるマスターさんで楽しんできました。
 聞けば、土曜日の夜にはバンドも入るみたいだし、今は産休ながら専属のパティシェがスイーツも作っているとか。たまたま今日ちょっと小腹が空いているので何か食べれますか? と聞いたら、「昨日から煮込んでいるカレーがあります」とかいう最高の返事が返って来ました。
 まさにいい感じ。
 しかも極めつけは、どうやら本好きらしいこと。隣のお客さんがギムレットを頼んだときにちらっと話がでたんだけれど、かなりミステリとかも好きそうで、検死官シリーズの主人公が常にブラックポウを1本スーツケースに忍ばせていて、、みたいなふりでブラックボウをお勧めいただりといい感じでした。
 こういうとこでぼんやり時間を過ごせるのは結構贅沢な時間の使い方でいいかなぁ。少し嬉しくなりました。