小説・漫画好きの感想ブログ

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ブックオフ株3割取得 出版不況背景に講談社、小学館、集英社など

自分はほとんど活用しないものの、中古本リサイクル市場においては外せないブックオフがまた新しい株主にもっていかれるようです。しかも今度は小学館や集英社、講談社など大手出版社ばかり。新潮社とかは入らなくていいのかと余計な心配をするくらいに、がっちりと三社が音頭を取るようです。
 なーんか個人的にはいい印象をもたないニュースでした。

ブックオフ株3割取得 出版不況背景に講談社、小学館、集英社など
5月13日13時7分配信 産経新聞
 大日本印刷グループと、講談社、小学館、集英社の大手出版3社は13日、中古本販売のブックオフコーポレーションの株式計約31%(議決権ベース)を、筆頭株主の日本政策投資銀行系のファンドなどから取得すると発表した。出版不況の中、消費者の間で定着した中古本市場を取り込み、新刊本の販路活用や、店舗のノウハウ取得などを探るとみられる。
 株式取得は20日を予定しており、大日本印刷は議決権の7・17%を取得して筆頭株主になる。このほか、大日本印刷傘下の丸善と図書館流通センターがそれぞれ6・06%、4・19%を取得し、講談社、小学館、集英社は各4・66%を取得する。
 大日本印刷は丸善、図書館流通センタージュンク堂を傘下に収めたほか、今月には主婦の友社との資本・業務提携を決めるなど、相次いで出版事業の強化策を打ち出している。
 ブックオフは全国に1000店舗超(スポーツ用品販売など含む)を展開し、中古本市場を開拓してきたが、不正経理問題などが発覚して経営が悪化、政投銀系など2つのファンドが、それぞれ約15%ずつを創業者側から取得し筆頭株主となっていた。