小説・漫画好きの感想ブログ

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地球温暖化で北極の氷が急速に薄く NASA

こういうニュースが続くと、いまさらながらに地球温暖化はまったなしなんだぁと切実に思います。自分なんかは、こういうのを止めるためのエコ事業に携わっているだけに、エコキュートやオール電化などを中心とした器具の普及と設置で少しは貢献していると思うが、まだまだそんなものでは足りないと焦りにも似た感覚を覚えます。
 今オバマ大統領の号令のもと、グリーン・ニューディール政策などでアメリカをはじめとして温暖化対策に対してはアメリカでもちょっと真剣になりつつあるようですが、日本ももっともっとやらないとだめですね。
 今窓の外を見たら咲き誇っている桜も下手に温暖化が進むと、地域によっては冬の寒さのトリガーが入らずに咲かなくなってしまうかも知れないわけで、、頑張らなきゃなって思います。

地球の温度変化にとって重要な構成要素である北極の氷が、近年急速に薄くなっていることが分かった。米航空宇宙局(NASA)の研究チームが6日に発表した。
 海氷は毎年、夏に解け、再び凍るというパターンを繰り返すが、最新の衛星データから、現時点で、薄氷部分の割合が北極全体の約70%となり、1980─90年代の40%─50%に比べ割合が急速に多くなっていることが判明した。
 また、ふた夏またはそれ以上解けることなく残った厚い氷の占める割合は、冬季における北極全体の氷の10%にも満たず、同30%─40%から減少した。2年前には、冬季の永続的な氷は20%以上残っていた。
 NASAの氷雪専門科学者であるトーマス・ワグナー氏は記者会見で「気候問題において氷量は重要な役割を持つ」とコメント。その上で「夏に解けずに残る厚い氷は、夏の太陽光を反射するため特に重要だ」と説明した。
 さらに、2008─2009年冬季の北極海氷範囲は1520万平方キロメートルで、冬のピーク時としては史上5番目の少なさとなった。