小説・漫画好きの感想ブログ

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もう一人のイチロー 小沢一郎 涙の記者会見

 おはようございます。
 ブログとお仕事では基本的に政治と宗教の話はタブーだというけれど、今の日本の政局はやっぱりちょっと口出ししたくなりますねぇ。北朝鮮のミサイル発射に対して日本の迎撃MDシステムでは命中しないだろうという政府筋発表に対して、浜田防衛大臣が激怒する(身内だよねぇ?)。鳩山総務大臣は郵政ビル売却やかんぽの宿売却にまったをかけて評価してもいいところを、麻生首相から「スタンドプレーだ」と叱られる(任命したのは総理ですよね?)。中川さんは、、、まぁもういいか。
 そんな中で霞ヶ関官僚のやりたい放題は、人事院関係の問題でもわかるようにブレーキがかかるどころかますます政治家不在で天下り先をむしろ増やして行き政治家が干渉できない法律を実は通そうとしている。
 こういう混迷だからこそ、実力はともかくとして官僚主導の政治をなくし、天下り先や無駄な税金・無駄な出費の削除を民主党にやらせてみようという話のところになってきたところを検察の国策捜査が発動(なんだかんだと建前は出ているけれど、小沢党首の西松建設陸山会からの建設は迂回献金として合法の範囲内にしか見えないし、自民党には波及しない、なおかつ結局小沢さんに関しては有罪証明の立件すら難しいという結果、マスコミへの捜査リークの連発、きわめつけは秘書逮捕の数日前に麻生首相と検察トップが密会していた事実が発覚。これで国策でないという人はもはやいない)。いったいこの国をどうしたいんだろうと首をひねる次第でした。
 そこへ昨日の記者会見。
 民主党の中でも小沢嫌いの人は多々いるようで続投には反対の人も当然いましたが、続投表明。涙をにじませながらの会見にはダイジェストしか見ていないけれど、まぁ、正直な決意発表ではなかったでしょうか。基本的にあの人は昔から黒幕的な人だし、昔は陰謀とか大好きだったし、権力欲も強かったし真っ黒な人だったんだろうけれど、今は本当に政権交代して国の形を真剣に考えているんだろうなぁというのは伝わってきました。
 この国の将来を考えると、さきざきはともかく一度官僚と自民党の膿みは出し切らないといけないし、そのためには今は民主党に政権をとってもらうしかないと思います。←もちろん、官僚は今まで以上に抵抗を強めるだろうし、さまざまな事に対して実務を遅くしてサポタージュするでしょうが、5年くらいまかしていたら、大阪ではないですけれど赤字が毎年増え続ける末期的国家からは脱出してくれると思います。そういう意味では続投で踏ん張ったのは、よいと思います。 
 もちろん、今後の展開によって、辞めたほうが民主党の勝利に役立つと思えばあっさりと代表から辞任する気配もありそうですが、現状では小沢さんが抜けると民主党の主権争いや主張のバラバラさが露呈して選挙では惨敗の可能性が高くなるということで苦渋の選択でしょうがよりベターな選択ではなかったでしょうか。