小説・漫画好きの感想ブログ

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高速料金一律1000円は結局なし?

西松建設がらみで民主党小沢一郎党首と、自民党の麻生首相がバトルしている話はちょっと脇にうっちゃっておくんですが、景気対策のある意味目玉として自民党がずっと主張していた高速道路料金の一律1000円という景気刺激策。ここにきて、これはかなりグダグダになっていますね。
 もともとが首都高だの阪神高速だのは別物というのも詐欺っぽいなぁと思っていたし、ETCを搭載している車しか適用されないというのも結局半分以上の車には意味がないし、土日祝日しかできないというのならビジネスで平日使っている会社にとっての経済刺激の意味はほとんどないなぁと思っていたのだが、、、ここにきて、ぐだぐだな話が続々。
 麻生首相ですら間違えてしまうほどに仕組みが複雑で、きちんとした仕組みを知らない人が多くて周知徹底が不十分なこと。そして、高速道路のシステム変更ができなくて、とりあえず4月末にでもならないと結局1000円システムは稼働できないところのほうが多いということ。とすれば、10月から国会でなんとしてでも自民党が通したかったのは運用に無理があるこの法案ではなく、同じく運用に無理があるとしても票にむすびつく定額給付金のほうだったんだねと呆れ返ってしまう話です。
 しかし、、、定額給付金が支給され始めると自民党の支持率が上がったのは笑っちゃいましたね。あの官僚なり天下りなり年金なりの無茶苦茶ぶりや対外政策外交失策の連続に怒りを覚えたあの感覚はたかだか1万円2万円程度のキャッシュ(しかももともとは自分たちのお金)が帰ってくることだけで溶けてしまうようなものだったんでしょうか。 
 うーん、、、そっちの方が自分にはショックでしたねぇ。