小説・漫画好きの感想ブログ

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13歳の父親と15歳の母親

 こんばんは。
 ただいま戻りました。帰りにイカリに行ってみたもの、さして目新しい食材はなく、精米したばかりのお米が売ってあったので、それと横須賀海軍カレーなどのレトルト食品などをいくつか買い込んできてただいまご帰宅です。
 さて。以下のニュース。空前の不況だとかアメリカがオバマさん指揮下でグリーン・ニューディール政策だとか言ってるのをよそにイギリス発のニュース。数日前からこのニュースが流れ出してはきていましたが、、しかしどうなっているんでしょうねぇ。一部芸能誌では、はやくもこの妊娠の本当の父親は当時12歳の少年ではないとか、少年の父親は二回離婚した末に去年18歳の少女と駆け落ちしたとか、母親になった当時14歳の少女のこととかあれこれ書き立てているようですが、、、そういうのは置いておいて、僕はこのニュースってのをどう理解し、どう解釈すればいいのか悩んじゃっています。
 現代の世の中においては、こういう超早期の妊娠だとかセックスでの人生設計の破綻の可能性はあまりにも大きくて、決して褒められたものではありません。というよりは、むしろ管理責任者である保護者たちが責められるべきものだと思います。ただ、そういうことがこのニュースを見る限り、また日本の一部を見る限り、今後も起きてくる問題なのはあきらかで、それに対してどういう風に予防したり、対処していくべきなのか、また一歩遡って、昔はこれが(もう数年はずれるととして)当たり前に近かった事を考えると、どのように考えればいいのか、今までの常識が通じない世の中にはたと立ち止まってしまっています。
 常識っていうのは、誰からも教わらなくてもわかるし共通認識として生まれるから常識なのであって、それがそうならない時点で常識は崩壊しているわけです。そしてそのあたりでものすごく悩んでしまうのです。上手く言葉に言い表せないですが、なんだか別の世の中が着々と世の中に出来上がっているような感触をもつときがたまにあって、、まぁ「今時の若い者は」という話はピラミッドの時代からあるわけですが、、それにしても良くも悪くも別世界のような感触をたまにもっちゃうんですよね。 
 性に関することだけでなく、仕事や将来に対する考え方や、人との接し方とか距離の取り方とか。そういうのってないですか?

 英国で13歳少年が15歳少女を妊娠、出産させたことが報道で明るみになり、社会を揺るがしている。アルフィー・パッテン少年(13)とチャンテル・ステッドマンさん(15)の間には、9日に女児が誕生した。ステッドマンさんが妊娠した当時、パッテン少年はまだ12歳だった。
13日付大衆朝刊紙サンは、親子3人の写真を掲載。パッテン少年は同紙に対し、親から「小遣い」が余りもらえないとしたうえで、「子どもが欲しかったが、他人がどう反応するか悩んでいた。父親になる実感はなかったが、子どもは大切に育てようと思う」などと語った。また、ステッドマンさんは子どもに「素敵な未来」を与えたいと述べ、少年も自身も学校を退学しない考えであることを明らかにした。
同紙によると、警察はこの件について捜査したものの、パッテン少年やステッドマンさんを起訴しない意向だ。しかし野党・保守党のキャメロン党首は通信社プレス・アソシエーション(PA)に対し、10代の若者が親になることを考えるべきではないと発言。スミス元党首も、あらゆることがまかり通る英国の社会崩壊を示す事例だとして、危機感を示した。
与党・労働党党首のブラウン首相は「10代の妊娠を防ぐのはわれわれ全ての願いだ」とコメント。専門家は、出産を自分の居場所を確保する手段にしようとする少女たちの傾向を指摘し、教育の改善が必要だと述べた。
14日付高級朝刊紙タイムズによると、英国で過去10年に14歳未満で父親になった少年は、この他に40人以上いる。英国は西欧諸国の中で10代の妊娠率が最も高く、1998─2007年に妊娠した14歳未満の少女は385人にのぼった。