小説・漫画好きの感想ブログ

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小泉元首相VS麻生首相 定額給付金はなし? 力士暴行死事件への憤慨

 小泉元総理が昨日の会合で麻生首相に対して怒りをこめて痛烈な批判を示した。
 彼がリーダーシップを発揮して作り上げた「三位一体」「郵政民営化」について全否定に近いことをいっている麻生総理に対してダメだしをした格好で、ひょっとしたら定額給付金も白紙に戻るかも知れない状況になってきました。自分も、定額給付金は白紙でもいいと思っているので、それ自体には賛成です。
 でも、、、一番怖いのは、ここで「国民の代弁者」としての演出をした小泉元総理が総裁選に出てくること。そうなれば、下手をすれば自民党完全瓦解のシナリオが崩れて、自民党が小泉さんのもとで勝利してしまうこと。そうなれば、ねじれ国会はそのまま続くので、ここはそのまま自民党に消えてもらって、民主党が天下りだとかなんだとかを完全に消してしまったあとで、改めて自民党と民主党で雌雄を決するというのが望ましいシナリオなんですが。。。

 自民党の小泉純一郎元首相は12日、党本部で開いた郵政民営化の推進を訴える会合であいさつし、郵政民営化に関する麻生太郎首相の一連の発言を「首相の発言に信頼がなければ選挙は戦えない」などと激しく批判した。定額給付金の関連法案を確実に成立させるため与党が視野に入れる衆院での再可決にも慎重な姿勢を示した。自民党内の首相批判を勢いづける可能性がある。
 小泉氏は「怒るというより笑っちゃうくらい、ただただあきれている」と首相発言を非難した。

 追記:大相撲、力士暴行死事件の裁判について。公判の中で、元時津風部屋親方の山本順一被告が、斉藤俊さんを暴行で殺したことについて「あれはあくまでしつけだった」と暴行ではないんだというようなとんでもない否認をしたことについても、本当は詳しくとりあげたいのですが、、、こちらも怒りを通り越してただただ呆れ返る話です。加えて、日本相撲協会は誰も関係者を出さなかった、傍聴席にも誰もこなかった、、というところに相撲協会の体質が滲みでているようでがっかりでした。