小説・漫画好きの感想ブログ

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「聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話1」車田正美著

 ただいま戻りました。
 「聖闘士星矢」の正当続編を謳っている車田正美・画の「聖闘士星矢」物語の第一巻です。
 時代的には、星矢たちの時代の一つ前の時代で、前の冥王ハーデスとの一戦という位置づけになります。今現在REDで連載中の「聖闘士星矢 EPISODE・G」の更に前となりますが、天秤座の童虎や、牡羊座のシオンなど共通のキャラクターも出て来ます。 
 問題なのは、同じ週刊少年チャンピオンで同時に連載されている手代木史織さんの「THE LOST CANBAS 冥王神話」とこちらも設定なり色々なところでかぶっているところ。本家の「聖闘士星矢」も含めると四つの「聖闘士星矢」の物語が時系列は別としてあるのが混乱するところですね。ガンダムみたいに時代によって中身が変化したり、モビルスーツのデザインや性能が違ったりシステムが違ったりするとわかりやすいですが、聖闘士の場合は、特に黄金聖闘士の黄金聖衣の場合はデザインも基本的には変化がないだけに、ややこしく感じる向きも多いでしょうね。
 個人的には「聖闘士星矢」にはまった世代だったので楽しんで読んでいますが、今の人的にはどんなものなんでしょう。購読していたりコミックス買っているのはけっこうな30過ぎの世代が過半数だったらどうしたもんだかと心配になったりもして。