小説・漫画好きの感想ブログ

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ヘタリア 韓国へ逆に署名運動  攻殻機動隊商品ぞくぞく 

 日丸屋秀和氏のヘタリアが韓国からの抗議運動などによって、放送自粛になったことは耳新しいニュースだが、それに対して本家日本では自サイトも含めて遺憾の意を表明するもののそれに対して抗議運動をするところまでは行っていなかった。
 しかしながら、このたび、海外ではこのニュースに対してヘタリアを気にいっている諸外国の人たちが韓国に対して反抗議の署名運動を行い始めているという。いわく、韓国人のユーモアを許容しない態度や圧力をかける姿勢に対してのものであるようだが、自分などは、なんだか不思議な感覚をもってしまう。
 日本人が変に気弱すぎるというか、多少の不利益よりも争いを避ける体質が身についてしまっているからかも知れないが、自分は、漫画のことでそこまで署名運動や抗議運動まで繰り広げる熱さがもてないのだ。だから、不思議に思ってしまうのである。韓国のやりようは確かに不寛容すぎるし、「自分をジョークのネタにされたときの態度」で度量がわかるという論法でいけば、あまりに大人げないし子供じみていると思う。
 ただ、だからといって、逆に諸外国が全ての歴史的ジョークやネタに関して寛容であるかといえばそうでもなく、いまだにヨーロッパではナチスについてやハーケンクロイツに関してはシャレが通じない状況だったりする。映画でも、それが出てくることはタブーにすらなっているらしいから、まぁ、つまりそういうことなんだろうなとは思う。
 
 さいわいにしてヘタリアは別媒体での放映にはなったようだし、すべてが無駄になったわけではなかったようで良かった。こういうのって、テレビ放送だったりでスポンサーから制作費が出るだけでは収益的には意味がなくて、その放送のあとにDVDやら二次商品が売れてくれないと制作サイドとしては利益がないので関係者はほっと胸をなでおろしていることだろう。
 「攻殻機動隊 S.A.C」のタチコマ笑い男なみに商品をこうしていつまでも売れたり開発されるのがベストなんだから。

04年に放送されたアニメ「攻殻機動隊S.A.C(スタンド・アローン・コンプレックス)」に 登場するクモ型多脚戦車「タチコマ」や架空のハッカー「笑い男」のイラストをデザインした タブレットケースなどの雑貨やクッキーなどの菓子類が1月下旬から、全国の模型店や 玩具店で順次発売されている。
 「攻殻機動隊S.A.C」は、士郎正宗さんのマンガが原作で、プロダクションI.Gが制作。
義体」と呼ばれる機械の体を持つサイボーグ技術が発展し、電脳化した人間やサイボーグ などが混在する近未来を舞台に、テロや暗殺などの犯罪を察知して被害を防ぐ内務省 直属の公安警察組織「公安9課」、通称「攻殻機動隊」の活躍を描いた。 リアルな描写と映像の美しさで文化庁メディア芸術祭優秀賞など数々の賞を受賞している。