小説・漫画好きの感想ブログ

小説・漫画好きの感想ブログ

イスラエル・ハマス全面戦争突入

 局地戦に留まるのかと思いましたが、どこの国も積極的に調停に乗り出す事なく(といってもどちらの主張も譲れないこの争いは調停が極めて難しく代替案が出せないものだけれど)、全面戦争に突入の様相を呈して来ました。
 戦力から考えたらイスラエルの完勝というか、パレスチナ自治区はすべて灰燼に帰してしまうくらいの差があるわけですが(アメリカのイラク侵攻作戦と同じです。むしろあれ以上に戦力差はあります)、、、もしパレスチナ人達をそこまで徹底して叩けば、イスラム諸国がイランを筆頭に黙っていないでしょうからねぇ。お互いの主張が主張だけにどこまでいけば終わりというのが見えない戦争だけに胸が痛みます。
 あきらかに数千人はお互いに死亡者が出る近代戦ではないくらいの規模の戦闘になるでしょう。イスラム教とユダヤ教の宗教戦争の全面戦争という側面もありますし。。。

イスラエル:ガザ空爆 地上戦懸念強まる イスラエル国防相「全面戦争」宣言
イスラエル軍は29日、パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム原理主義組織ハマスの拠点に対する空爆を続け、AFP通信によると、27日からの3日間のパレスチナ人死者は345人に達した。イスラエルは29日、ガザとの境界を軍事閉鎖地域に指定し地上部隊を増強。バラク国防相が「ハマスとの全面戦争」を宣言し、地上戦突入への懸念が強まっている。
 ロイター通信などによると、28日から29日にかけて空爆されたのはハマスのハニヤ最高幹部事務所、内務省、イスラム大学の研究棟、武器密輸トンネルなど。イスラエル軍は研究棟でロケット弾の開発が進められていたと主張している。ガザの港や船舶にも海上から攻撃が加えられた。
 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)報道官によると、少なくとも57人の一般市民が巻き添えになって死亡したとみられている。
 一方、イスラエル軍によると、27日以来、150発以上のロケット弾などがガザ地区からイスラエル領に向けて発射された。この攻撃で29日にはイスラエル南部アシュケロンの男性1人が死亡した。今月19日のガザ停戦終了以降、イスラエル人死者は2人目。
 ロイター通信によると事態の悪化を受け、パレスチナ自治政府のクレイ元首相は29日、「イスラエルとの和平交渉は凍結された」と記者団に述べた。

 追記:去年はこの日何があったんだろうと自分のブログを遡ってみると、オダギリジョー香椎由宇さんの結婚とココリコの遠藤と千秋の離婚の話を書いていました。去年は平和だったんだなぁ。。