小説・漫画好きの感想ブログ

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椎名誠氏の「本の雑誌」休刊の危機

 さらに3時間ほど熟睡で、だいぶんと楽になりましたが、横になり続けるとかえってしんどいので、ぽちぽちと資料をあたったりし始めています。年末まであと15日ですし。
 さて、でもそんな中でやってきたよくないニュース。
 これも、世界同時株安や世界不況の影響でしょうか。椎名誠氏の主宰する「本の雑誌」がまさに休刊・廃刊の寸前で下手をすれば今月で終わりだったという話です。かなり驚きました。
 2009年1月号の本の雑誌からの椎名氏の言葉の抜粋です。

 2008年になって『本の雑誌』の経営が急に悪化し、このままでは「休刊」に追い込まれるかもしれない、と現経営者に聞き、これはいかん、と思い、ぼくはもう何年も前から実質的な編集現場から離れていたが、なんとか立ち直る方向でみんなと頑張ることにした。今回いきなり自分の編集長の系譜を書いたのは、これが最後の「今月のお話」になるかも知れないから、と言われたからだが、これを書いている途中で(締切前日に)まだもう少し這いつくばってでも出していこう、というスタッフみんなの決意になった。地方の講演などに行くと、むかし『本の雑誌』読んでました、などと言う人とよく会うけれど空前の危機を迎えてしまったのでぜひまた『本の雑誌』を読むようにしてほしい。

 とりあえず、一年ばかり買い続けてみようかな。
一方では、阪神タイガース藤川球児選手が虎の生え抜き選手としては、最高年棒の4億円とかになっていたりするような局地的な好景気もあるようですが、基本はやっぱり厳しいですね。