小説・漫画好きの感想ブログ

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生命の起源などニュースあれこれ

 新居ではまだ新聞を取っていないので、いきおいニュースはネットやテレビになるんですけれど、今日は結構びっくりしたニュースが多かったです。
 一つ目は、なにはさておき、科学的な発見(といってもノーベル賞の3人絡みでなく)。下の記事のように、隕石が海に衝突することで生命の誕生に必要なパーツである有機分子が生み出されることが実験で証明されたとのこと。記事見出しだけみると、一足飛びにこの実験で生命が誕生したかのようになったかと思いましたがそうではなかった模様。それでも、生命誕生に必要なパーツは発生したということで、これまでの幾つかの生命の誕生の起源説の中でもこの隕石と海の衝突も大きな可能性をもつことになったのは確か。
 「高濃度の荒れ狂うアンモニアやメタンの海に雷が降り注ぎ生命が誕生した」「宇宙から生命の素であるアミノ酸が隕石や彗星にのってやってきた」などの諸説とこの「隕石が海にぶつかって生命が発生した」という説のいずれか、、或はそのどれもが同時期あるいは時期をずらして起こったのか。なんだかロマンな話ではあります。

 地球の生命に欠かせないアミノ酸などの有機物が、隕石(いんせき)が海に衝突する際の化学反応で簡単に合成できることを、物質・材料研究機構東北大学のグループが実験で確かめた。
 現在分かっている原始地球の大気組成に基づいて、生命物質の合成に成功したのは世界で初めて。科学誌ネイチャー・ジオサイエンスに8日発表する。
 アミノ酸などの起源については、米国の化学者ミラーが1952年に、アンモニアやメタン、水蒸気を詰めたフラスコ内で放電、アミノ酸などを合成した有名な実験がある。
 しかし、原始の大気は、当時考えられていたようなアンモニアやメタンが主成分ではなく、二酸化炭素と窒素、水蒸気だったとする説が有力。この組成では、ミラー実験のような化学反応は起きないことから、生命物質の由来は再び謎となっていた。
 グループは、窒素ガスで満たした金属筒に水と炭素、鉄などを封入。超高速でプラスチック製弾丸を衝突させて筒の内部を瞬間的に約6万気圧に上げ、隕石の海洋衝突を再現した。その結果、アミノ酸の一種のグリシンや、脂肪酸、アミンといった、生物の体を構成する基本分子が生成した。
 同機構の中沢弘基・名誉フェローは「現段階で考えられる合理的なシナリオだ」と話している。

 二つ目は「女子高生刺し7階から飛び降り」というニュース。最近の傾向からいくと例の秋葉原連続刺殺魔事件に限らず、凶悪なというか残酷な殺人事件は珍しくない話になっちゃっていますが(千葉県東金市の成田幸満ちゃんの事件の勝木諒被告などの例もありますし)、自分にとってはこのニュースは結構びっくりでした。というのも、このニュースで出てくるホテルは、今年自分が鍵を忘れて家に入れず泊まったことがあるホテルだからです。しかも同じフロアー、ということは同室かもと思うと結構びっくりです。前の家の同じ町内では9月にも殺人事件があったし、身近なところで連続して殺人事件が起きると、日本もかなり変わったんだなぁと思いますね。

 7日午後1時半ごろ、大阪府茨木市松ケ本町のビジネスホテル(7階建て)の一室で、京都府宇治市の府立高校3年の少女(17)が頭から血を流し倒れているのを従業員が見つけた。少女は頭部と腹部計5カ所を刺され、病院に搬送されたが、命に別条はない。一緒にいた兵庫県たつの市の会社員の男(22)は姿を消し、午後2時すぎに最上階から飛び降りた。
 男は駐輪場の天井に落下。天井がクッションになり、腕の骨を折るなどしただけで軽傷。少女は「前の彼氏に千枚通しで刺された」と話しており、府警茨木署は男の回復を待って、殺人未遂容疑で調べる方針。 

 追記:長くなりすぎたので、橋下徹府知事の小中学校の携帯禁止について、大きく賛同しますというような話はまた次回に。あれは反発をまたぞろ喰らっているけれど徹底的に推進していくべきだと思います。