小説・漫画好きの感想ブログ

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「荒川アンダー ザ ブリッジ」4巻 中村光著

 荒川アンダーザブリッジ4巻です。
 今号では、リクのお父さんも登場。いつの間にやら河川敷に住みついて不思議少女と半同棲生活を送っている息子のことを気にした父親は、息子たちが住む河川敷の住人達を河川敷から撤去させるべく動き出す。ここに、リクとニノと河川敷連合軍対父親の率いる巨大財閥の戦いが始まったのであった! ということなんですが、河川敷の住人は河童の尊重やゲリラなシスターを筆頭に誰もそんなことを気にせず暮らしているわけでそのあたりの脱力具合と住人の電波具合がこなれてきてちょうどいい感じです。
 最新刊は7巻ということなので、あともう少しで追いつきます。
 ところで、一つ感心するのは、同じ作者の「聖☆おにいさん」も好調なんですが、その二つの漫画が同じ作者なのにかなりテイストが違うところ。どちらも普通でない登場人物が活躍するギャグ漫画なんですが、かなり雰囲気、テイストが違います。同時に二つ連載してここまで雰囲気が違うのが描けるってのはすごいことだと思います。