小説・漫画好きの感想ブログ

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「鉄腕バーディー」15・16巻 ゆうきまさみ著

 今日はビッグコミックスピリッツの発売日で、ぱらばらと読んでいたら来週から「鉄腕バーディー」は新章突入だそうで、慌てて自分も追っ付かなければならなくなりました。明日は基本的には仕事は休みだし、ちょっと積読本の整理をすることにしましょう。テレビニュースも、加勢大周が大麻所持・麻薬所持で捕まったことと、ゾウのマークの松本引っ越しセンターが倒産したことくらいしかやっていないようなので、ちょうどよいです。
 さて。

 前巻まであーだこーだ引っ張っていた、スピリッツという薬草を使って強化人間を作り上げようとしていた氷川と、連邦捜査官のバーディーの戦いにいよいよ終止符が打たれました。この二巻分の大決戦は、ひさびさにSFアクション漫画の本領発揮で、派手な大立ち回りに激しい描写が続きまして、今までも一、二を争うテンポのよい展開でした。麻薬のスピリッツの力で異形のものになりはてる政界のフィクサーも、自らもそうなってバーディーと戦う氷川も、初めて瀕死の重傷まで追い込まれるバーディーも全員ハードに戦っておりました。
 一時共闘となったゴメスも、今まで以上に強い力を見せてくれて、今後の展開がますます楽しみです。いきなり、16巻の後半ではいったん小休止的な温泉旅行篇になっていましたが、それもこのあたりでしっかりSF的にこの作品世界の世界観を構築しておこうということなのでしょう。
 この作品世界では、いわゆる本当の意味でのヒューマンデザインの宇宙種族が少ないので、そのあたりについても突っ込んでいくのかなと思うような展開です。
 あと、、どうでもいい話ですが、ゆうきまさみさんの描く女性は、どうしてこう露出が多くてもまったくといっていいほど色気が感じられないのでしょうか。健康的だからというだけではなく、なんなのでしょうねぇ、不思議です。

鉄腕バーディー 15 (ヤングサンデーコミックス)

鉄腕バーディー 15 (ヤングサンデーコミックス)


鉄腕バーディー 16 (ヤングサンデーコミックス)

鉄腕バーディー 16 (ヤングサンデーコミックス)


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