小説・漫画好きの感想ブログ

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「グーグーだって猫である」4巻 大島弓子著

 「グーグーだって猫である」の今でている中では最新刊です。
 えーっと、・・・大島先生、1巻2巻までは猫好きのいい人とい感じだったですが、この巻あたりになるとちょっと行き過ぎていて僕にはちょっとついていけません。いや、人柄自体はかわっていないんだろうし、彼女は本当に猫が好きなんだろうとは思うんだけれど。。。。
 というのは、この4巻現在で大島先生は9匹の猫を飼われているんですが、それ以外のいわゆる通い猫や、家には入ってこないけれど近くで立ち寄る猫のために、裏に毎日常時猫の餌をおいてやり、なくなれば常に補充されているんです。ついには近くの狸までがやってくるようになり。。。と。 
 正直、これは下手をすると「猫おばさん」の域を超えているんではないかと思うんです。嫌いじゃないんですけれど、大島さん、近隣の人から文句きたりしないかなぁとかえって心配になりました。家の中には猫トイレが10前後あり、毎日その掃除に朝から晩まで明け暮れるというのを聞くと、本当に大丈夫かなぁと心配になってきます。
 癌治療して一応治られたあとの話だから、かえって動物セラピーみたいな感じで身体にはいい影響が出ているのかも知れないけれど、それだけが心配です。

 あ、あと個人的にはタイトルの猫のグーグーが好きだったんですが、お話の中での主役は、最初の出会いとハンデがある猫ちゃんだからか、タマがメインになってきちゃって少し残念。あのおおらかにグーグーのエピソードももうちょっと読みたかったかなぁ。

グーグーだって猫である(4)

グーグーだって猫である(4)