小説・漫画好きの感想ブログ

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舛添さんを徹底的に利用する構え 自民党唯一の人気者だけれど

 自民党もなりふり構わぬ手にでてきました。
 それは、舛添要一氏の乱用です。
 もう何かというと、国民の怒りを煽らない舛添さんを前面にだしてきています。 
 消えた年金問題では、厚生年金の標準報酬月額の改ざんというとんでもない事態になって、これに関して社保庁の組織的関与が明らかになってきたことに対して、舛添さんからこれは組織的犯罪であって処罰しなければならないと言わせ(その裏では、早期に正確なデータを出す為には航空機事故と同じで処罰は免除することを先に約束しないと解明はできないと社会保険庁の幹部にいわせうやむやを狙い)。
 「私のしごと館」についても舛添厚生労働大臣も廃止を認めたといい(でもその裏で有識者会議の結論は存続の方向で職業訓練にいかせれば、という方向の談話もどんどん乗せさせている)
 そしてまた、後期高齢者医療制度でもこんな感じで、後期高齢者制度についてはちゃんと考えているから選挙のときに自民党に入れてね、といわんばかりのアプローチをしてきています。太田農水大臣と与謝野さん、福田首相の人気があまりにないからといって、これは果たしてどうなんでしょうねぇ。。。

 舛添厚生労働相が75歳以上が対象の後期高齢者医療制度(後期医療)について、廃止も含めた見直しを検討していることが19日明らかになった。後期医療は今年4月に制度が創設されたが、年金からの保険料天引きなどに批判が強く、政府・与党が今年6月に改善策を打ち出したばかり。10月15日の天引きや次期総選挙が近づくなか、大胆な見直しで国民の支持をとりつけたい考えだ。
 関係者によると、舛添厚労相は自民党の麻生幹事長らと批判の強い後期医療について、改善ができないか検討を進めていたという。