リーマンブラザーズ倒産、メリルリンチも買収されました

　お昼の時点では下のほうの記事のように、アメリカ第四位の証券会社であるリーマン・ブラザーズの状況はかなり深刻ながらまだ望みはありましたが、ダメでした。倒産確定しちゃいました。
　ならびに本日、そのリーマンブラザーズの上のアメリカ第三位のメリルリンチも、第二位のバンク・オブ・アメリカに買収されました。
　アメリカの金融界的にはリーマンは見殺しにして、そのうえのメリルリンチのほうを助けることでこれ以上の金融不安を打ち止めにしようとしたということなのでしょうが、、、保険の第一位の会社もしゃれにならないほどの大赤字公的資金を投入されている状況ですし、、イギリスも経済がマイナス成長に転化したこともあわせて、西欧諸国のほうは完全にバブル崩壊になりました。
　うーん、、厳しいなぁ。泥沼だなぁ。
　と、思案にくれます。そんなでかいとこと自分の生活が直結している訳ではないですが、海に隕石が落ちたようなもので、必ずその余波は津波となって全世界の人々のうえに及んできますから、頭が痛いです。
　

経営危機に直面していた米証券４位のリーマン・ブラザーズは１５日、救済策をめぐる複数の金融機関との交渉が不調に終わったことで経営が破綻し、連邦破産法１１条（日本の民事再生法に相当）の適用を申請すると発表した。一方、リーマン救済の交渉を続けた米銀２位のバンク・オブ・アメリカ（バンカメ）は同日、証券３位のメリルリンチの買収を発表した。さらに、米保険首位のアメリカン・インターナショナル・グループ（ＡＩＧ）も経営不安が拡大、米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）に対し、４００億ドル（約４兆２０００億円）の異例の短期融資を要請したことも明らかとなった。サブプライムローン問題に端を発した米金融市場の動揺は、大手金融機関の連鎖的な信用不安に発展、本格的な金融危機の様相を帯びてきた。