鉄腕バーディー9、10巻 ゆうきまさみ著
営業先の玄関口で「篤姫」が流れていました。なるほど、宮崎あおいはとてもよく着物が似合っていることです。掘北真希さんもお綺麗ですが、、、彼女はどれだけ衣装を綺麗にきていても、顔立ちがとても現代人な感じがしますねぇ。時代劇にはやはりあう顔、あわない顔があるのでしょうかね。直後に寺田屋のことも流れていましたが、、、現存する寺田屋は偽物(つまりはあの明治幕末ロマンを求めて見学をしにいく人たちが見る刀傷なども偽物)であるというような記録が出て来たとか、、まぁどちらであれロマンがあれば自分は構わないタイプですが。。さて。
バーディーの助っ人に現れる連邦の捜査官、しかしてその実態は群生型のネズミ型宇宙人。大量の人海戦術(この場合はネズミ海戦術というのか)で、各地に忍び込み情報を集めだす彼らがとってもラブリーな「バーディー」です。もうここまでくると、最新刊の19巻まであと半分なんで順番に全部読んでいくことになっちゃいますので、じわじわと読んでいますが、やっぱりこの作品は面白いです。 導入部から、巻を進めるごとにひろがっていく風呂敷。どこまでいくのかとことん見てみたくなります。この巻でも、宇宙生まれの麻薬から抽出した薬で獣人となった舞台に、どうやらバーディーと同じアルタ人らしいゴメスとアンドロイドたち、そこにバーディーと、自衛隊までが三つどもえどころか四つ巴での戦いを展開。争奪戦の先にある主人公の友達の千明はアルタ人の末裔としても特殊だということがわかってきたりしてますます作品は深いところへと進みます。その上、深宇宙からは、どうやら地球人と公式なコンタクトを取るべく外交官を乗せた宇宙船までもが近づいている。。。
ファーストコンタクトものの要素までもが近いうちに入りそうで、本当に盛りだくさんな内容になっています。
テレビのほうはテレビの方で全然別物の展開をしているものの大人気だし、いよいよ漫画本編も今週から「ピッグコミックスピリッツ」で連載がそのまま再スタートしましたし、なかなか面白くなってきました。
- 作者: ゆうきまさみ
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