小説・漫画好きの感想ブログ

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大相撲 角界のこと

 おはようございます。
 大相撲・角界大荒れでございますし、問題は紛糾し続けていますね。なんだかもうここまで行くんだったら、大相撲の世界って一回再構築し直した方がいいんじゃないですか。秋場所を中止するというような話もでているようですが、それも含めて本気で考えたほうがいいんじゃないかなと思います。
 今回のおおもとの話はロシア人力士の若ノ鵬が大麻所持で捕まった事に端を発していて、結果的には北の湖理事長の部屋のロシア人力士の露鵬白露山の二人が抜き打ちドーピングテストで陽性反応が出たことにとどめを指しています。まぁ普通で考えれば、二人は解雇、北の湖理事長が辞任ということで決着がつくと思うのですが、これが収まらない。
 なんとなれば、二人は絶対に無実だと再審査を要求してやまないし、二人が認めない以上は警察が「クロ」といっても私は彼らは無実だと信じると北の湖理事長が解雇も辞任もどちらも拒否しているからです。確かにドーピングテストで間違った結果が出ることもありますが、彼らは数回やり直してどちらもクロの判定が出ているのでこの線は極めて薄いでしょう。となると、北の湖理事長のこうした態度は彼らがかわいいとか彼らを信じる云々よりも、自分の保身の為という風に見られても仕方ないわけで、、、まぁ早い話がみっともない。こういうとこは無責任ではあるけれど、すぱっと辞めた福田総理と比べるとあまりにも見苦しい。
 角界はここんところ、弟子をリンチで殺してしまったとかしごきではない暴力行為があったとか、北の湖理事のところでいえば直弟子の朝青龍の仮病事件やサッカー事件、白鵬との対決事のマナーの悪さでのトラブル、今度はまげをハズしたポニーテールの写真集問題で波乱続き。とにもかくにも、トラブルばかりでまったくもって格式と伝統と中身の合致した国技とは言えない状況になってきました。
 個人的には普段から相撲を熱中しているわけでもないしあんまり詳しく知らない世界のことなので、あれやこれやと外野からいうのは気が引けるのですが、さすがにあんまりにも事件トラブル続きで、あきらかにパワーダウンというか相撲そのものの価値が下がっていっちゃっている気がして仕方ないし、それは世間で言うところの外国人力士だからどうこうという話ではないような気がします。これはもう相撲界の体質そのものがまずいんだろうと思うのです。外国人力士だから不品行なわけではないと思うのです。確かに上位にロシア勢やモンゴル勢ばかりという今の状況ははなはだよろしくない状況だとは思うんだけれど、、それとこの話はリンクしていないでしょう。
 なのに、なんとなくのニュアンスでそこに話をもっていこうとする論者も嫌だし、なんとなく事件をうやむやにして誰も責任を取らないんじゃないかという角界も嫌です。理事の中にはこの際きちんと浄化・しっかりしていこうという声もあるようですが、どうも今現在の時点では、事態の認識が甘い人ばかりな気がします。
 ただ、相撲に関してクチバシを入れる人のほうも、そんなに真剣に相撲界のことを考えているわうに見えないのも困り者。だから自分らみたいなあんまり詳しくない人間からすると、なんだかごちゃごちゃともめ事が多いとこだけれど建設的な話にならないことに余計にうんざりさせられるんですよね。
 やくみつる朝青龍のバトルもなんかね、もうどっちもいい加減にすればという感じで。やくみつる亀田三兄弟とかにギャンギャンに噛み付いて品位がどうだというような事を言っていますが、果たして本人に品位があるかといえばどうもそうは思えなくて。。。いや、これは個人攻撃になっちゃいますね。
 
 追記:そういえば、初めて知ったんですが大麻とかって使用そのものに関しては罰則規定はなくて犯罪にならないんですね。極端な話、明らかに今大麻を使用していましたという状態で捕まっても罪にはならないんですね。すごく不思議。製造したり、所持していたりすると、この前の関西大学での犯罪と同じに捕まるんだけれど、使ったことそのものには罪がないんですよね。これは、法改正して大麻とか覚醒剤とかは使用しただけでも重罪になるようにすべきだと思うんですがどうでしょう?