小説・漫画好きの感想ブログ

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橋下知事vs教育委員会

出勤移動中です。
さて。もともとが教育畑出身なんでどうしてもこういう記事が気になるわけですが、ことの発端は先日の小中学校の全国学力試験の結果。なんと大阪は47都道府県中で45位。つまりベッタ3になったわけです(ちなみに下二つは北海道と沖縄)。 橋下知事ならずとも、この結果にはお冠になるのも無理はない話。なんとなれば、大阪はまがりなりにも日本第二の都道府県。学習する機会や予算に関してはかなりあるほう。そりゃあ自分が知事でもきれる話です。
なのに、大阪教育委員会はそれに対してかねてより橋下知事からの独立をうたっており、度々の教育関連での知事との会談でも具体的なリアクションをとることもなく、改革には一貫して否定的。大阪の公教育は崩壊しているのではという知事に対して、学力は望めなくても公立を希望される親御さんも多いと開き直り、議論がかみあわないまま。
これに対して知事が市町村ごとのデータをだして競わせるよう意見をだしたりするも、各市町村の教育委員会に迷惑がかかり、勉強に過度の競争がおきると全否定。夜スペの先生を相談役にという話も却下。
対決姿勢は強まるばかりなのだが、個人的には今回も橋下府知事を応援したい。やはり普通にかんがえて、どの親御さんも学費や交通費のかからない公立がしっかりとしてくれる方がありがたいのは間違いないはずで、このあたり委員会のほうがずれていると思わずにいられません。
21人の不正採用教諭を採用取り消しにした大分県の教育委員会のほうがまだましなんじゃないかと思ったりもする。
勿論間違いなく一番迷惑をこうむっている被害者は子供なんだけど。