小説・漫画好きの感想ブログ

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読書 感想文 

 書評サイトである以上、もう避けても避けられない話であるとは思いますが、うちのサイトでも一日に一人二人の肩が「読書 感想文」で検索をかけてこちらにいらっしゃいます。たぶん、夏休みの宿題で大ピンチになって、読書感想文のネタ探しにこられるんだとは思うんですが、、、ごめんなさい。あんまり参考になる話はここにはありません。いまや小学校から大学の卒論までコピー&ペーストの嵐だと新聞には出ていましたが、そのままコピべできるのはここにはないです。
 ただ、だいたいにおいて、学校の読書感想文なんてものは、宿題として見るならば、「あらすじを書く」「テーマについて語る」「自分の感想を書く」という三つを適度なバランスで混ぜる、一文を引用という形で抜き出して字数を稼ぐなどのいくつかのテクニックでそれらしい物をつくれば出来上がりというものです。だから、真剣にやらないならでっちあげるのはまぁそれほど難しくはないので、上のような事に留意してサクサクと作ってみるのをお勧めします。たぶんコピベのもとを探すより話ははやいですよ。
 それに、読書感想文自体はくだらないけれど、面白い本を読むチャンスは生かしましょう。面白い本というのは、探せばどこにでもあるものですから。最近読んだ本ですが、上橋菜穂子さんの「精霊の守り人」なんかもとても面白かったですし、古典でも、ナツイチとかの芥川の「人間失格」とか夏目漱石の「こころ」なんて面白いですよ。