小説・漫画好きの感想ブログ

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「結婚しようよ」 星里もちる著

 本年242冊目の紹介本です(本当は4冊まとめてなんですけれど便宜上一冊勘定にします)。
 過去記録を読んでいて紹介し忘れていたので一応アップしておきます。

 本作は、星里さんの結構前の作品になります。
 内容は、タイトルそのもの通り「結婚しようよ」ということで一組のカップルにまつわる結婚についてのドタバタラブコメディです。前に1巻と2巻を紹介しましたが、6巻まであります。そして、結論からすると最初に出て来たカップルが、結婚への価値観の違いなどからひとたびは別れ、いろいろと紆余曲折他の男性・女性とつきあったり関係をもったりした末に、再びやり直してめでたく結婚する話です(ものすごいはしょりましたが、そーいうことです)。
 で、最近、すごくいい結婚式にでたせいかも知れませんが、最終携帯が結婚というのも悪くないかなぁと改めて思いました。若い時は、というより前までは結婚はしたければすればいいけれど、本人的にはそんなにしたいと思わない(むしろ紙切れ一枚で感情の所在がはっきりしなくなるので否定的でした)方でしたが、最近では結婚もいいなと思う次第だったので改めて読みかえしてみて前よりも深く楽しめました。
 結婚って当たり前のことだけれど、毎日毎日のことだから本当に相手がいて楽しかったりくつろげたりしないと続かないだろうし、かえって不幸になってしまうんだろうけれど、でも、本当にぴったりの二人なら、それを続けられる二人なら結婚も人生を豊かにするものの一つかなと思ったりして。