小説・漫画好きの感想ブログ

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「喰いタン」11巻 寺沢大介著

 先日の「ブログ通信簿」の結果にもとづき、グルメと探偵の本を(漫画ですが)紹介。
 食欲魔人にして小説家、そして名探偵の高野聖也が食べ物ネタと絡めながら事件を解決するシリーズの11巻、最新刊です。
 今回出てくる食材は、戸隠の十割そば、すっきり味の塩ラーメン、ステーキ、ミルクを使ったドイツケーキ、水、バレンタインチョコなどの6種。そのそれぞれと絡めながら、彼は事件を解決していきます。そのうちの二つが殺人事件に絡んできますが、見事な名推理で彼は事件を解決します。その場にある食べ物を食べて食べて解決するという、あくまで非常識なやりかたながらあっという間に解決していきます。
 これだけ長い漫画ですが、マンネリを通り越して面白さも安定していますのでどの巻から読んでも安定して楽しめます。個人的にですが、今回は海鮮の食材がテーマに出てこなかったので特によかったです。

喰いタン(11) (イブニングKC)

喰いタン(11) (イブニングKC)