小説・漫画好きの感想ブログ

小説・漫画好きの感想ブログ

福田さん 太陽光発電はもうひとひねり要ります。

福田ビジョン関連の話題ですが、大半は今まででてきた話がもう一回でてきたところで目新しいものはありませんでした。ただ、心配なのは太陽光発電。今の価格帯が半分になるのは非常にありがたいところながら、どのメーカーさんにきいてもこんな価格は不可能とのお返事。技術革新というよりブレイクスルーがない無理な話だし、ブレイクスルーだと再び資本投資して工場作るところから量産体制整えるまで時間とお金がかかるしということ。
 となると、国が再び補助金をだすということしかないようですが、3年後に莫大な補助金をだすよなんていう話になれば、逆に買い控えが出るのは間違いなし。そのあたりのところが、福田さんわかっていないんでしょうかねぇ。
 はたまた逆に3年後にだすのが決まっているなら、受付けと工事を今すぐやってもらって助成金は3年後、きちんとモニターとしてデータをだしてくれたところにだけ支払うとかにすればいいんだと思うんだけれど、どうでしょう?
 今のままだと、厳しいぞぉ。太陽光はお金持ちで補助金をだしてくれる東京都以外の都道府県ではのきなみ導入が厳しくなっている昨今だけにね。みんなお金があまっていたらするけれど、月に2000円3000円もの赤字が出たらいやだと思うのは仕方ないし、ローンを組むのは嫌というのもこの不況だと仕方がないと思うよ。

 温室効果ガス排出を大幅に減らすため、政府が29日にも閣議決定する「低炭素社会づくり行動計画」案が明らかになった。
 2050年の排出量を現状から60〜80%削減する長期目標を掲げた「福田ビジョン」の達成に向けた具体策を示したもので、太陽光発電機器の価格を3〜5年後に半額程度にする施策を打ち出す。火力発電所や製鉄所から排出される二酸化炭素(CO2)を地中に閉じ込める「CCS(炭素回収・貯留)」の実用化への道筋なども盛り込んでいる。
 日本の太陽光発電の導入量は04年までは世界一だったが、05年にドイツに抜かれた。行動計画では「世界一の座を再び獲得する」ことを目指し、「思い切った支援策」を講じるとしている。05年度に打ち切った個人住宅での購入費補助の復活や、電力会社が買い取る太陽光発電の電力量を増やすことを検討する。
 住宅向け太陽光発電機器の普及を図ることで、現在200万〜300万円の価格が3〜5年後に半額程度になるよう後押しする。導入量については、20年に現在の10倍、30年には40倍にするとしている。温室効果ガスを大幅削減する「革新的技術」として期待がかかるCCSは、来年度に大規模実証実験をスタートさせ、20年までの実用化を目指す。
 原子力発電所の建設についても、着実な実現を目指すとし、電力各社が新規建設を計画している13基の原発のうち、17年度までに9基を新設するとしている。
 このほか、エアコンなどの家電製品や自動車ですでに導入され、エネルギー効率が最良の製品を業界の基準とする「トップランナー方式」を来年4月から建売住宅にも導入する。企業間で温室効果ガスの排出枠を取引する排出量取引制度は10月から試行を始める。