小説・漫画好きの感想ブログ

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「〜力」とか「〜〜の力」っていう本が多くないですか?

 姜尚中氏の「悩む力」を見ていて改めて思うのですが、最近この手の「〜〜の力」って本が多くないですか? 別にそれが悪いとは思わないんだけれど、加山リカさんの「鬱の力」とかサッカーの中村俊輔の「察知力」だとか古いところでは赤瀬側源平の「老人力」だとか、ブームのきっかけともいえる斉藤孝さんの「教育力」「質問力」「段取り力」「原稿用紙を10枚書く力」とか「コメント力」とかなんでもかんでも「〜〜の力」とか「〜〜力」として括ってしまって本に出すのはいかがなものかと思ったり。
 それこそ、もうちょっとネーミングを考える力というか、自分の主張を上手く伝える力はなかったかと思ってしまったりするのですが。。。まぁ著者がどうというよりはそういうネーミングで安易に進む出版社が悪いんだろうけれど。新書なんかこういうタイトルばっかりですもんね、最近。