小説・漫画好きの感想ブログ

小説・漫画好きの感想ブログ

「さよなら絶望先生 第十三集」 久米田康治著


 「金色のガッシュ!!」事件で無茶ぶりをされた久米田先生の「さよなら絶望先生」のシリーズ最新刊です。ちょっと前に出ていたんですが、ひょっとしたら何か例の件についてコメントがかかれているかもしれないと思って購入してみました。
 けれど、残念ながら週刊少年サンデーの事件については特にコメントはありませんでした。まぁ、タイミング的に言っても、また現在はマガジン連載中の身として発行物の中でコメントするのは難しいですら仕方がないですね。
 ただ、中のいくつかのエピソードでは、マガジンとサンデーの両方の編集部に微妙に何か言いたいのか自虐的なのかの判別に苦しむコマもあったり。例えば、今の世の中では言い争いをしているけれどどちらも敗者で勝者がいない争いがある、というネタの回には「同じ日に発売される漫画雑誌」ということで暗にサンデーとマガジンが出て来ます。また、悪いタイミングでタスキを渡されても困るというネタの回では「雑誌の部数が減少しているときに編集長を任されても」というネタではマガジン編集部がでてきたり。まぁ、微妙なネタも扱えるようですので、ひょっとしたら次の巻あたりとかあとがきでは何か触れてくれるかも知れません。
 
 まぁ、それはおいといて本編は、、いつもの通りですね。← え? そんだけ?
 いや、まぁたまにはこういう番外編的なものもいいかなと。

さよなら絶望先生(13) (少年マガジンコミックス)

さよなら絶望先生(13) (少年マガジンコミックス)