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秋葉原通り魔殺人事件の両親へのバッシングは論外

 こんばんは。
 ちょっと思ったこと。こういうのを書くと下手したらブログ炎上とかになりそうで怖いのでいやだけれど、秋葉原での連続殺人、通り魔事件の加藤智大(容疑者と書かなくていいよね)の両親が報道陣を通して遺族や社会に対して謝罪した報道が繰り返し流されているが、これはやめてあげて欲しい。
 息子が犯罪者だとしても、その両親が犯罪者のわけではないし、未成年ならまだしも25歳にもなった息子のことで両親が土下座までして謝らざるを得ないようなプレッシャーは絶対にかけ方として間違っているんじゃないかな、と思います。
 そりゃ、自分だって自分の息子がああなってしまったら、遺族や被害者に本当に申し訳ないと思うだろう。でも、だからといって、それをテレビの前で国民の前で土下座までして流さないといけないものかなと思う。たぶん、社会的にあの両親はもう既にかなり追い込まれていることと思う。確かに責任の一端はあるかも知れないけれど、それをああして流したりするのは違うと思うんだけれど、どうだろう?
一部マスコミやネットではこの両親へのバッシングもあるそうだけれど、それは論外じゃないかな。

 東京・秋葉原で起きた無差別殺傷事件で、加藤智大容疑者(25)の両親が10日夜、青森市内の自宅前で取材に応じ、「息子が重大な事件を起こし、亡くなられた方、けがをされた方、本当に大変申し訳ありません」と述べ、深く頭を下げた。
 両親は事件後、警視庁の事情聴取を受け、同日午後7時半ごろに帰宅した。集まった報道陣に父親は「事件の重大さからすると、社会に与えた不安もかなりあって、本当に申し訳ございません」と謝罪。「謝っても謝っても償いきれるものではないと思います。心の整理もできておらず、(被害者に)私ができることは具体的にまだ持ち合わせていない状況で申し訳ございません」と涙を浮かべながら、繰り返し頭を下げた。
 母親は、傍らで泣きながら頭を下げ続け、途中で崩れ落ちるように倒れると、地面に手をついて土下座した。