小説・漫画好きの感想ブログ

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福田首相の温暖化ガス削減提案

 福田首相の今日の提言について。
 前回の電気自動車同様にきれいに飛びました。深夜はちょっと動作が不安定みたいです。後期高齢者保険制度や、官僚の居酒屋タクシー事件、沖縄の選挙感全敗北など失策続きの福田政権だけに人気取りの部分もあるんだろうけれど、かなり踏み込んだ話です。
 これを実現させるためには、今自分たちが尼崎でやっているようなエコキュートの切り替え工事のような既存の二酸化炭素排出物をすべて切り替えていくことや、なんとしても価格的な問題をクリアして太陽光発電を本格的に普及して、ガソリン車をなくしていって、とかなり生活をかえないといけません。

福田康夫首相は9日都内で記者会見し、7月の北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)に向け、地球温暖化対策に関する「福田ビジョン」を発表した。日本として国内排出量を2050年までに現状から60─80%削減する長期目標を表明。今後10─20年の中期目標については具体的数値は盛り込まず、「来年のしかるべき時期にわが国の国別総量目標を発表したい」とするにとどめた。焦点の排出量取引制度については「今秋に試行的実施を開始する」と表明し事実上導入の考えを示した。
 中期目標については、「世界全体の排出量を今後10年から20年くらいの間にピークアウトさせなければならない」としながらも、国別総量目標の設定にあたっては基準年を20年も前の1990年とすることの妥当性やセクター別積み上げ方式に対する諸外国の評価なども踏まえ、中期目標についての認識を共有することが先決だとして、具体的な数値目標には踏み込まず、来年のしかるべき時期に公表することを表明した。
 ただ、産業・部門別に温室効果ガス削減に取り組む「セクター別アプローチ」を適用する結果として、2020年までに二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスを現状(2005年)に比べ14%削減することが可能との見通しをあらためて示した。
 さらに福田首相は、目標達成には全員参加型の努力が不可欠だと強調。排出量半減を上回る80%削減を実施するには、省エネを中心とする既存技術だけでは不十分で、「技術のブレークスルーなくして実現できない」と指摘。具体的な政策では、第一に革新技術の開発の重要性を挙げた。さらには既存先進技術の次世代自動車の導入や太陽光発電の普及に取り組むとした。