小説・漫画好きの感想ブログ

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コンピュータ将棋が、ついにアマ名人・竜王を破る。

 いつかはそんな日が来るかとは思いつつも、海外でコンピユータ対チェスチャンピオンの戦いが毎年のように行われているのを横目に将棋ではまだまだコンピュータは人を越えないだろうと思っていましたが、いよいよアマチュアでは最高峰の名人たちがコンピュータプログラムに敗れてしまいました。もちろん、時の運の部分もあったりはするんだけれど、なんだか複雑な心境です。
 ハチワンダイバーがドラマ化され、しおんの王がアニメ化され、そしてまた「ハチミツとクローバー」の羽海野チカが「3月のライオン」をヤングアニマルに連載しと、最近は漫画で将棋が再び人気復権してきているところだけに、ここはなんとしてか勝って欲しかったなぁというのが正直なところです。

将棋ソフトの強さを競う第18回世界コンピュータ将棋選手権(コンピュータ将棋協会主催)が3日から5日まで千葉県木更津市で行われ、「激指(げきさし)」(開発者=鶴岡慶雅氏など)が3度目の優勝を飾った。
 大会には国内外の40ソフトが参加していた。
 最終日の5日、恒例のソフト対アマトップの公開対局が行われたが、2005年アマ竜王でアマ名人の清水上徹さん(28)が激指に、04年アマ竜王で朝日アマ名人の加藤幸男さん(26)が大会2位の「棚瀬将棋」(開発者=棚瀬寧氏)にそれぞれ完敗した。
 プロレベルの実力を持つ現役アマタイトル保持者がコンピューターに敗れるのは初。
 鶴岡さんと棚瀬さんは「今回の結果でトップアマを越えたとは思わないが、展開に恵まれた」と声をそろえた。