小説・漫画好きの感想ブログ

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光市母子殺害事件の死刑判決

今日は仕事が遅く、まだ帰る途中ですが、行く先々でテレビやラジオや訪問先や通りすがりの人々の会話から、この光市での母子殺害事件の裁判結果、わけても死刑が是か非かみたいな話がきかれました。たぶん、ここまで一つの事件の裁判結果が話題になるのって、神戸市須磨区の酒鬼薔薇聖斗の連続殺人事件か、ロリコン殺人といわれた宮崎勤事件以来じゃないでしょうか。
さて、前置きは短くして、本題の判決結果は死刑、もちろん弁護団はきわめて不当な判決だと即時上告したので、これが最終確定ではないですが、現時点で元少年は死刑という結果に暫定的になりました。
これについてはみなさんどう思われますか?
テレビでは、関係者や法曹界などにかぎっていえば、厳罰主義に傾いているとか、少年法との絡み、あとは裁判員制度を意識した被害者の意見が結果を左右するという危惧など、予想以上に賛否両論で議論百出のようです。しかし、世間の空気的には妥当な判決ではないかという風にとらえられているようですが、みなさんはどうでしょうか?
ちなみに、僕はもともと死刑反対論者ですが、今回のようなケースでは誤審も考えられないし、事件の残虐性などを考えると、現行法の枠組みからいえば死刑もやむなしという風に思います。ずいぶんあっさりと書いちゃいますが、死刑という制度が現在ある以上、これを死刑にしない理由がみあたらないなという気がするからです。積極的には賛成したいわけではないですが、殺人というのを償うには1番重い刑罰が妥当だろうし、それが今は死刑だというならば、誤審なき以上はそれが否定される理由もないかと。
みなさんはどう思われますか?