小説・漫画好きの感想ブログ

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「B型自分の説明書」 Jamais Jamais著

  
 87冊目の書評。
 たぶん、血液型がB型の人は本屋さんでこの本を見たときドキッとしたと思います。
 何を隠そう自分もその一人です。
 なんといっても、B型は数ある血液占いの本でもいつだって、「不思議で、変で、独特の価値観をもっていて、気分屋で、むらっ気で、天才肌で、芸術家にむいてて、協調性がなくて」みたいな取りようによってはオリジナリティ溢れる、でも世間一般的には変な血液型として扱われているからです。B型の人以外は気にもしていないと思いますけれど、会社でのたわいない話の席で、或は合コンの席で、ひたすらネタにされるB型はけっこうそれを気にしているのです。しかし! B型の不思議なとこは、そういうB型という血液型を気にいっていて、違う血液型になってもいいと言われても、たぶんBがいいと言う人たちばかりなのです。B型のそういうとこも回りには理解されがたいようです。
 なので、この本のタイトルを見て、思わず手に取った(それ自体がすでにB型っぽいですけれど)B型人間は結構いたと思いますが、中身はまぁいたって普通でした。今迄にいろんな本で言われてきたこととそんなに変わりはありません。典型的なB型の説明でした。なので、なにかのネタ本にする、何かの席でB型の人と話すネタに使うというのがこの本の正しい使い方っていうことになるのでしょう。できれば、もうちょっとひねってつっこんで欲しかったです。
 

B型自分の説明書

B型自分の説明書