小説・漫画好きの感想ブログ

小説・漫画好きの感想ブログ

殺人事件容疑者にゲームを絡めるのはそろそろやめませんか?

茨城の連続殺人犯、金川真大容疑者について連日テレビではこれでもかこれでもかとセンセーショナルな記事を出し続けてきますが、その中でやはり相も変わらず「容疑者はゲーム好きだった」というのを混ぜてきています。もういいかげん、宮崎勉事件以降のこの流れはやめませんか? いまでは普通の人々もビデオやDVDもがんがん借りますし、漫画やゲームの普及率も異常に高い世の中です。これだけテレビも地上波、デジタル、CS、BS、ケーブルなどあって、さらにネットでもニコニコ動画でもyoutubeまである中で、逆に大人になるまでテレビアニメもゲームも漫画にもまったく興味がなかったです、というほうが不思議だと思うんですよ。ゲーム好き(特にバイオハザードだとかネットゲームやっていたり育成もの恋愛アドベンチャーやっていたりする)や、漫画好きがイコール、犯罪予備軍として扱われるのは非常に危険な気がしますし、ナンセンスな主張だなぁと思うのです。
 もちろん、それがテレビで流され続けるというのは、それを見て、「そうなんだ、やっぱり」と思う人がまだまだいるか、編成局あたりにはそういった迷信がまだまだ残っているのでしょうが、SF読んでたり、ミリタリーものが好きだったりしたからといってイコールそれがテロ予備軍でないように、あるいは、ミステリものが好きだったり名探偵ものが好きだったり本格好きだったりしたからとといってそれがイコール殺人犯人予備軍ではないように、まったくそれは無関係だという当たり前のことを当たり前にいうコメンテーターが出てきてほしいですね。誰も彼もが漫画やゲームやアニメを身近に置いている世の中だし、そういう人だって普通に働いていて恋愛して家庭生活しているわけで、ほんと、当たり前のことなんだけれどそういうのがあたかも異常なようにこういう事件のたびに報道されるのはいかがなものかと声を大にしていいたいです。