小説・漫画好きの感想ブログ

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クジラはいけなくてカンガルーはいいの?


この話、捕鯨問題の続きです。
 先日からシー・シェパードの事を取り上げていて(まぁくんさん、また返事ちゃんと書きますね)いるこのブログですが、今日気になるニュースを見つけたのでまた取り上げます。それは、そのシー・シェパードを容認、本拠地を提供しているオーストラリア政府が、このたびカンガルーが増えすぎているのでカンガルーを4000頭捕獲処分するという事が正式決定されたというニュースです。 
 捕鯨に関しては、環境保護の立場からも、クジラのような愛らしい生き物を殺すのは残酷だという感情論からも絶対完全捕鯨禁止を強硬に主張しているオーストラリア政府が、その同じ口で環境保護の観点から(自分の目から見るならば)、あの愛らしいカンガルーたちを大量に捕獲、処分するというのがあまりに矛盾しているというかなんというか。と思いませんか?
環境問題から、適正な数に動物は保つべきだというなら、クジラも増え続けているのは分かっているんだから捕鯨に反対する理由はなくなるし、感情論で愛らしい生き物を殺すのは残虐だというならカンガルーも禁止だと思うんだけれど、どうでしょ?