小説・漫画好きの感想ブログ

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豪雪とベルギービール

 先日、ちょっと用事があって夜に飲みにいった時のこと。
 北森鴻作品をならって、なにか美味しいお酒とちょっとした暖かい食べ物でもないかと店を探していたら、世界のビールと本格パスタの店というのを見つけて行って来ました。そこで、ベルギーのビールというのを頼んだんですが、あれはかなり強いですよね。 
 おおぶりの、コニャックでも入れますかというようなグラスに、ウェイトレスさんがビールを注いでくれるところからちょっとびっくりしていたんだけれど、飲んでみてその味の濃いこと力のあることにびっくりでした。黒いビールを初めて飲んだ時も驚きましたが、これも驚きました。どれくらい度数があるんだろうと見てみたら、アルコール度数が12。日本のたいていのビールは4度以下ですから三倍以上も強いのですよ、これが。そりゃあキックはありますよね。ビールにしては。まぁ、そのぶんコクはあって美味しいんですけれど、あんまり立て続けに飲めるものではありませんでした。
 あてに、粒マスタードたっぷりの若鶏のローストと、ベルギー風のフレンチフライ(ベルギー風のフランス風揚げ物とは言葉的にどうかと思うが^^)を頼んでいたのですが、それすらさっぱりと後味を消す強さでした。
 ただ、世界ではこれよりもっともっと強いビールがあって、アメリカのデラウェアではドッグフィッシュヘッドという23%もの度数のビールもあるようで、やはり世界は広いものです。
 それはそれとして、今日の大雪は関西人にとってはひさびさの大雪でした。
 あまりの急激な温度変化に自分の肺は壊れそうになってちょっと喘息発作が出たくらいでした。さっき帰宅したときも自分の部屋へと続くマンション敷地内は奇麗に雪がつもっていて足跡一つありませんでした。たまにはこういうのもいいかも知れません。 
 足跡がないとミステリとしては密室ものになるなぁなどと馬鹿なことを考えて部屋の鍵をあけた次第です。