小説・漫画好きの感想ブログ

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メガチューズデーもあれだけれど 橋下氏の就任演説

 こんばんは。樽井です。
 橋下大阪府知事がいよいよ就任演説・記者会見をしましたが、あいかわらず厳しめの発言が目立ち、議会はすごく不機嫌そうな顔をしていましたね。あきらかに好意的な人、そうでない人がはっきり別れてきましたし、マスコミのほうでも好意的に取り上げる人、それから徹底的にたたく人(たとえば、夕方のニュースでは「痛みをともなう府民とともに、ご自身ももちろん痛みをわけあうために給料のカットやボーナスのカットをされるのでしょうか?」といったいじわるな質問に対して、橋下さんが論理的にそれはおかしくて、府民ではなく府職員と同じ公務員としての痛みの共有で給与カットはもちろんあると答えたのに対して、無理からに府民の痛みとは共有しないんだというようなもっていきかたをしたキャスターもいました)も出てきました。たぶん、彼の場合は今後もさまざまな毀誉褒貶の中で仕事をしていくことになるのだと思うのですが、とりあえずは応援したいと思います。
 4年間の任期がある以上、そのあいだひたすら彼に何もさせない勢力があるとしたら、5兆円の赤字は利子だけで大阪を食いつぶすでしょうから、それはさけなくてはならないと思います。

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橋下知事、大阪府の「財政非常事態宣言」・就任会見
 大阪府の橋下徹知事は6日午後、就任記者会見を行い、危機的な状況にある府財政について「非常事態宣言」を出した。4カ月間の暫定予算とする2008年度当初予算は骨格予算とし、新規事業は原則見送り、8月以降の本格予算の編成に向けて6月末をメドに府の全事業を見直し、出資法人や府有施設も再検討する方針を改めて示した。
 橋下知事は知事選で、子育て支援などを重要施策に掲げていたが、この日の記者会見では「どんな目標を掲げても財政再建団体になれば実現できない」として「財政再建を第一目標にする」考えを強調した。
 非常事態宣言では「今後は収入の範囲内で予算を組む」原則を明記。1000億円程度の歳出削減が必要との見方を示した。ただこれまで主張していた「府債は発行しない」方針は、この日の宣言には盛り込まなかった。