小説・漫画好きの感想ブログ

小説・漫画好きの感想ブログ

「フォア・フォーズの素数」 竹本健治著

 こんばんは。
 えー、今日はギブアップというか中途放棄宣言です。
 「フォア・フォーズの素数」という短編集です。SFあり、ホラー的作品あり、バイオレンスあり、少年ものあり、とさまざまな要素を詰め込んだ著者の傑作短編集、という売りなんですが、、、ごめんなさい。
 何度か読みと通そうとトライしましたが、ダメでした。自分自身では、自分はたいていの本はどこかに面白みをみつけて最後まで読み通すことに関しては、いささかなりとも普通の人より手慣れているし技術をもっていると思っていたのですが、ダメでした。
 何がダメといって、心の琴線に触れるもの、何か斬新で新しいもの、センス・オブ・ワンダーなるもの、が自分には感じられなかった点でしょうか。勿論、これはあくまで自分の感想ですから、違う人が読めば、いやいやそんなことはないよというかも知れません。それなりに売れている作家さんですからファンもけっこういますしね。でも、自分はダメでした。ということで、字面だけ読むということでは最後迄読みましたが、そこに面白みを見つける、という点では途中放棄せざるをえませんでした。
 紹介予定タイトルだけみて期待していた皆様ごめんなさい。
 たまにはこういう本も、千冊に一冊くらいの割ではありますということで。。。