小説・漫画好きの感想ブログ

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「とめはねっ!」1巻  河合克敏著 

こんばんは。
 「のだめカンタービレ」のスペシャルを見ながら打ち込んでいます。ひさびさに見ましたが、各演技者頑張っているし、けっこう漫画の持ち味をいかそうと頑張っていますねぇ〜。上野樹里も他の番組ではいまいちぱっとしない気がしましたが、これで見ると本当に天然で可愛いです。
 さて。

 今日紹介する漫画は、以前佐藤さえさんに紹介されていた本で、「帯をギュッとね!」で一躍メジャーになった河合克敏さんの作品です(自分は未読ですが「モンキーターン」の方がいまだと有名ですか?)。
 「帯ギュ」同様に高校一年生の男女が主人公。
 そして、本作の主人公・大江縁(ゆかりと読みます)が所属するのは部員がたった三人しかいない書道部です。ゆかりは、カナダで8年間過ごした帰国子女ですが、ひっこみ思案の男の子でヒロインの望月結希に一目惚れしてしまいますが話しかけることすらままなりません。結希は、まだ一年生ながら全国でも名の通った柔道部員ですが、ひょんなことから書道部にもかけもちで所属となります。ゆかりは、帰国子女で生まれてこのかた一度も筆をもったことがなく、結希は男と比べても悪筆なのがわかるくらいに字が下手。この二人が、強烈な個性をもつ三人の女性先輩の指導のもとどうなっていくのか、というのが見どころ。書道というマイナーな部活動なのにうまく話をつないでもりあげていっています。
 たぶんまぁ高校生だし、ロマンスもありの展開になるのでしょうけれど、現時点では部活動の始まりといった風で、自分もそうでしが高校に入ると同時にまったく違う部活動に入ったときのあのなんとも落ち着かない、それでいて何か新しいことが始まりそうな不思議でわくわくする感じがよく描かれています。
 とにかく面白くなりそうな気配のある漫画です。
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とめはねっ! 鈴里高校書道部 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)

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