小説・漫画好きの感想ブログ

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お金をかけないエコがもちろん大切

 おはようございます。樽井です。
 昨日はたくさん書きましたが、今日からはまたちょっと色々書きますね。
 (瀬尾まいこさんの「幸福な食卓」についてとか)
 さて。今日10月26日は、原子力の日だそうです。44年目の記念日だそうですが(ということは樽井が生まれる前からそういう日であるわけだ)、これは日本が昭和31年に話題の国際原子力機関IAEAに加盟を決定し、昭和38年に初めて原子力発電に成功した日だからだそうです。ある意味、もう一つの26日の記念日である「柿の日」よりも来歴がはっきりした記念日ですね。 
 さて、そんな原子力の日ですが、日本は唯一の戦争での被爆国ということもあり平和利用一点突破ということで原子力発電にいっていますが、これが濃縮ウラン経由の核兵器製造にも転用できるということで北朝鮮やイランの例を見る迄もなく危険な面もあったりするわけですが、すでに日本国内の電気需要の三分の一はすでに原子力になっており、今後は今年の例の中越沖地震の時の教訓を胸により安全により絶対的な形での利用にすすんでいって欲しいものです。
 そんな記念日に、次のようなニュースが国の予算関係で出て来ました。

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温室効果ガス削減費、概算要求は計5956億円
 環境省は25日、京都議定書で約束した温室効果ガス削減のため、各省庁が来年度予算で要望した概算要求額は、計5956億円に上ったと発表した。今年度の予算額(5092億円)に比べ2割ほど上回った。
京都議定書で日本は、2008年〜12年の5年間で、1990年比でマイナス6%の削減を約束している。主な削減策は、二酸化炭素を吸収する森林の整備(2244億円)と原子力や新エネルギーなどエネルギー供給対策(2233億円)。このほか保温性の高い住宅や建物の導入補助金、国民運動推進事業、排出量取引など、即効性のある事業が計上されている。
 省庁別では、経済産業省が50%、農林水産省40%、環境省7%、国土交通省2%の順。

元防衛省事務次官の守屋氏の贈収賄事件での国会証人喚問(こんなものは事件という他はないし、命令一つで戦地へといく自衛官からしたら裏切り行為以外なにものでもない)だとか、海上自衛隊の給油問題で対テロ特措法がわやくちゃな状態なので福田首相民主党の小沢代表の討論とかで表にでてきていませんが、実際はこの温暖化阻止にむけて政府は非常に本腰をいれないといけない状態にきています。パワーバランスがどうとかいってる前に星自体が人間や動物がきちんとくらせない状況になっては元も子もないし頭が悪すぎますからね。
 それを受けての対策費なんでしょうが、、、経済産業書の突出ぷり(或は環境省のほったらかしぶり)が目につきます。こういうバランスになると、やっぱりエコとか環境保護とか地球温暖化阻止とか生態系保護とかいうのが、ビジネスにされているという風な見方をされても仕方がない部分が出ちゃいますよね。もっとも、国民全体の取り組みにするにはある程度ビジネス的なメリットを全員が享受できないとなかなか浸透しないというのも真理ではありますが。。。
 ただ、こうした形でみるとエコや環境問題がコストのかかるものばかりに見えるかも知れませんが本当はお金をかけないエコも当然あるし、それのほうが気持ちとしては大事なことは言う迄もありません。もったいないなとか、無駄にしない、という考えは素晴らしいしリサイクルするという考え方がまず大事です。その上で、それがうまく消費者にとってメリットのでるものに出来ればさらにそれが一気に浸透しやすい形になります。ベースはやはり環境問題への意識のほうが大事です。