小説・漫画好きの感想ブログ

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環境問題のこと(1)

こんにちは、樽井です。
仕事も一段落片付いたので、シンさんから質問のあった、環境問題となるとどうして二酸化炭素がらみの話ばかりになるのかという事について私見を少し書いてみたいと思います。
さて。まず最初に、我々はよく環境問題とひとくくりに話をしてしまいがちですが、実際には環境問題には大きくカテゴリーがわかれると思います。例えば、酸性雨や公害問題のような形の発生源が比較的はっきりしていて、それによる被害もはっきりしているもの。二つ目は、乱開発や農業利用などの目的で本来の自然の形をゆがめてしまうもの。三つ目は、世界規模でさまざまな物流や移動がある現在特有の生体系の破壊。四つ目は新しい化学物質による予期しない形での広範囲の生物被害。そして五つ目が地球温暖化によるすべての局面に影響がでる異常気象。これらに大きく分類できると思うんです。
そして一つ目の公害や酸性雨は日本やドイツなどは法規制でなんとか封じ込めをしてきた経緯があります。水俣病とかイタイイタイ病とか、ドイツの黒い森ですね(ただし、中国などはこれからこの問題に真正面から取り組むことになります)。
次に乱開発などで自然破壊をしてしまったもの、ダム治水や沿岸部の護岸工事、ひがたの埋め立て、珊瑚礁の破壊。これらについては今もって戦いが続いてますが、地域運動で地域ごとに昔より強烈な運動があります。ただ、国のわかってない役人の癒着によって、グリーンロードやダム建設などが日本ではあります。愛知のかいしょの森なんかもこれで被害うけましたが、これは日本の法律だと地元が戦わない限り規制が難しいですが、自民土建屋公共工事の談合利権システムが崩壊の兆しをみせているので国内では予断を許さないものの以前より安定してきています。滋賀県の新幹線誘致拒否なども吉兆でしょう。
さらに三つ目については、どこまでを進化の淘汰範囲とするかで意見はわかれるでしょうけれど、鳥インフルエンザなどの例やセアカゴケゲモの国内繁殖、日本でいま再び一度は絶滅させたはずのシラミが子供たちの間で流行ったりしていることをみると問題の一つとして取上げないわけにはいかないでしょう。ただし、これは日本の場合、旅行者や湾港での警戒防疫と知識をみなにつけていくことがメインになってきますね。
、、と、ここまで書いた時点でバッテリが切れそうで携帯から打ち込むのは限度です。続きは帰ってまた夜にやります。