小説・漫画好きの感想ブログ

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「ハーフな分だけ」  星里もちる

おはようございます、樽井です。昨日は遅かったので今日は頭がまだぼーっとしています。
仕事がはじまるまでにしゃきっと意識戻さないといけません。リゲインとかユンケルとかアリナミンとか、ああいうの好きな人なら確実に1本行っとく感じです。
さて。

今日はハーフなぶんだけという作品。キューピーハーフだとかハーフ&ハーフとか最近はハーフといえばカロリーハーフなものばかりですが(あ、全然話かわりますが、あなたはバター派ですか? それともマーガリン派ですか? 僕は誰がなんといってもバター派です。本当にどうでもいい話ですけど)、この物語は全然そんなのは関係ないです。
御前岳(おまえだけ)という売れない役者と、由羽(ゆう)という駆け出しの翻訳家の恋愛コメデイ。御前岳は、くさい台詞には思わず爆笑してしまう役者としてはかなり困った欠陥があり、由羽は感情移入が激しすぎてすぐに泣いちゃう癖があります。こんな二人は最悪の出会い方をするんですが、友人同士が結婚する式場で再会。
運命的な恋に落ちるのですが、星里漫画の王道パターンで価値観の違いからすれ違ったり喧嘩したり仲直りしたりと楽しく読ませてくれます。二人あわせて、おまえだけに、ゆうなんていうベタなネーミングも含めて、結構すきな話です。
上下二巻組で、それでもかなりページがたりなかったのか、二巻のどちらにも別の短編が収録されています。ファンならずともうれしいです。

ハーフな分だけ 上 (ビッグコミックス)

ハーフな分だけ 上 (ビッグコミックス)