小説・漫画好きの感想ブログ

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阪神ファンとして総括

 阪神ファンとして総括をやっぱりしておきましょう。
 今シーズンの阪神タイガース、よく頑張りました。闘い抜きました。
 前半のあまりにボロボロの状態から、最後は奇跡的な10連勝で首位に躍り出て、日本中が今年は阪神タイガースが優勝するという予感を確信のレベルでもったことでしょう。しかし、最後はわけがわからないような連敗の悪夢、赤星、鳥谷のデッドボールによる骨折など不運も重なり、最後は急ブレーキをひいたような状態でずるずると三位まで後退。
 このクライマックスシリーズでも、中日ドラゴンズに二連敗で、シーズンを終了。原巨人と戦い、セ・リーグの代表となってパ・リーグと日本一決定戦を戦い日本一になる、この夢も終わりました。
 なんだか最後の最後で尻すぼみでかえってなんともいえないやり切れなさをファンは抱えた形での終了ですが、でも、ここで終わりは終わりです。ファンとして受け入れなければなりません。
 
 そして振り返ってみれば、今年の阪神タイガースは、打率、得点、本塁打はすべてセ・リーグ最下位であり、また打率の上位にも誰も入っていません。盗塁数も圧倒的に少ないです。また、ピッチャーでいえば規定投球回数に達した投手は一人もいないという状態でした。普通に考えればこれは最下位のチームの成績です。
 しかし、さきにも書いたように阪神タイガースは終盤、誰もが優勝を確信したところまでいきました。これは、非常に残念な結果ではあるもののチームが一丸となって闘ってきてくれた結果であり、阪神ファンとしては大いにほめてご苦労様といってあげるのが正しいのかなと思い直します。
 シーツの退団が確定し、桧山も既に退団が発表されています。金本もこのオフに初めて膝の手術をします。
 あと何人かは今年で現役を引退することでしょう。
 去年の井川のときもでしたが、年々誰かが辞めて抜けるのは仕方ないのですが、非常に寂しいし、そこで詰める言い方はあまりよく聞こえません。特にシーツに関しては、優勝を決めれなかったA級戦犯のように言われていますが、中盤の頑張りは本当によくやってくれていたと思います。二軍落ちから這い上がってきて頑張っていたと思います。
 今こそファンは阪神タイガースに、岡田監督にエールを送るべきではないでしょうか。
 書いてる本人も非常に残念で寂しいんだけれど、でも、今年はいい夢を見せてくれたし、野球ファンとしてありがとうといいたいと思います。監督の人事すら不明な状況というのは一応抜け出したようですが、ファンとしては内紛がないようになって気持ちよく年が越せて、全員で優勝を目指すチームにまたまとまって欲しいと心から思います。